第三章〜その頃、奥州では〜
第十二話
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言詫びれば、侍女は優しく微笑んでいる。
その表情がとても懐かしくて、忘れてしまったはずの誰かを呼び起こさせるような、そんな感覚があった。
あれは一体、誰だったか―――――
そんなことを思いながら再び眠りに落ちていく。傍らに誰かがいることに酷く安堵しながら。
そしてもう記憶の奥底に沈んでしまった、かつて自分が安心して身を委ねていた誰かの影を思い出しながら。
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