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剣と魔術の幻想録
第二話 ここは...どこ?
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リュウ「何処だよ此処...村までの道に密林何て在ったか?」

野生の魔物をなぎ倒しつつぼやきながら進んでいく

暫く進んでいくと軽い血溜まりとまるで道筋を残すかのように棒かなにかを引きずった跡を見つけた

相当重いものを引きずったのか深い溝ができている、道の先を見ていくと血の跡が付いている

リュウ「うわぁ、なにこれ何でこんな所に血溜まりができてんだよ...誰かいるのかな、まあ取り敢えず追いかけるか」

と言いながら血痕となにかを引きずったあとの溝を道しるべに進んで行く

10分ほどは歩いただろうか森の最深部に近ずいているためか魔物も徐々に強くなっていく

それを歩く片手間で倒しながらおとした換金部位を拾いながら進んで行く

魔物には等級がありG級からSSS級、EX+級等と言う眉唾物の噂もある

勿論ランクが高ければその分いいアイテム等を落としてくれる

リュウ「ふぅ、結構進んだなぁ...ん?なんだあれ」

目の前には少し大きめの平屋があった、金床や竈があるので鍛冶屋といった所だろう、看板は黒ずんで見えない、だがリュウはこの鍛冶屋に見覚えがあった

リュウ「あれー?ここってたしか...ああ、俺の細剣(レイピア)つくってもらったとこかぁ」

よく見ると平屋の裏側から煙がたっているリュウは(飯でも食ってるのかな、挨拶でもしておくか)と考え裏手に回った、するとそこには大きめの鉄鍋でなにかを煮込んで食べている青年を見つけた、少しばかり細身だがよく鍛えられている引き締まった体つきをしており隣には大きな剣が突き刺さっていた

リュウ「すいませーん此処に住んでいる方でしょうか?」

青年は今こちらに気が付いたのかビックリした様子でこちらに振り替えってきた

青年「はい、まあそうっすけど、親父の知り合いかなんかですか」

青年はめんどくさそうに質問に答え此方に問いかけてきた

リュウ「お名前を聞かせてもらっても?あ、僕はリュウと言いますリュウ?ドラグニカというものです」

青年はめんどくさそうにため息をついて返す

青年「摩雅月(まがつき) (つるぎ)っす剣と読んでくれ、で?何のようですか、ここ宅配圏外区域ですが」

剣はめんどくさそうに立ち上がると家のなかに入るように促した

リュウ「いやぁ、道に迷ってしまってね、帰り道知らないかい?」

すると剣は少し食いぎみに知らないと答えた

リュウ「さて、どうしたものか...」

剣はなにか少し悩んだあとこう提案した

剣「なんなら家に泊まってって下さいよ...あ、時間だ」

リュウ「なんの時間だ?」

剣「何時もこの時間帯になると鍛練に出掛けるんですよ、近くの迷宮にね」

迷宮とは...神々が創った鍛
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