42雨の守護者戦
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ぉぉい! この程度かぁ!」
「くっ………(忘れていた、この人は山本さんの師で一度時雨蒼燕流を倒していたことを。この人に勝つには特式しか無いけど、禁手が条件だから、今は無理)」
他の攻式も見切られている、特式は禁手が条件、勝つすべが無い、どうしよう?
『簪ちゃんはなんのために『あれ』を特訓したのよ?』
神器からブルーの声が聞こえる、『あれ』………シャルロットさんと私だけの流派、身体的に危険があるから滅多には使えない、でも、このままなら、負けてしまう私には希望になる
「う゛ぉぉぉぉい! 攻撃ってのはなぁ、こうやんだぁ!」
スクアーロが剣を振り上げてそのまま振り下ろした。
「くっ」
スクアーロの剣が私の鼻の先をかすめて空をきった。
「くっ……。はぁ、はぁ」
「う゛ぉぉぉぉぉい! もう終わりかぁぁぁ!」
怒声をあびせるスクアーロと体力も限界に近づいている私。
どこから見てもスクアーロの勝ちは決定的だった。
スクアーロが勝ちを確信した瞬間、私は位置取りのために一度後退した。
◇ヤマト
「簪さん、あれを放つつもりですね」
「あれ?」
「観ていればわかります」
◇簪
「?お゛ぉぉぉぉぉぉぉい! 行くぞぉ!」
(来た!)
私は水を回転するように巻き上げてそれを利用し相手の背後をとり、一撃を与えた
「くっ」
剣心さんとシャルロットさんの飛天御剣流の龍巻閃と山本さんと私の時雨蒼燕流の繁吹き雨を合わせた流派と技!
「『時雨蒼天流特式一の型繁巻閃』!」
この一撃でスクアーロは倒れた
『勝者!ヤマト眷属、雨の守護者更識簪!』
一つ目の守護者が終わった、取り敢えず白星スタートを切れた
続く
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