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Fate/stay night 戦いのはてに残るもの
彼等の戦いのはて
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けば、色々と分かることがあるだろう。だが、結末を知っている世界に行っても、つまらないだろ?」

結末が分かる故に、それを変えようとした結果、話事態が変わってしまったら、知識があっても意味がない。ならまだ話を知らない、Fate/stay nightのほうに行く。

「へえ、中々言うね」

「それに……戦ってみたいんだよ。命掛けての、死闘ってのをしたくてね。後は……」

「何だい?」

「見てみたいんだ。第四次聖杯戦争をやった結果、本当は何が残ったのかを」

あの戦いで、一体何が残ったのかを見たい。特に、悲劇や悲しみ以外で。そして今度の戦いのはてにも……

「別に僕は、どっちでも構わないけど。本当にFate/stay nightでいいの?」

「構わない」

青年の目を見ながら、はっきりと断言する。

「なら、行く世界は決まったね。後は君だ」

君、どういう意味だ。俺に何かするつもりなのか? 確かに今の俺の状態じゃ、サーヴァント何かには勝てないだろうが。

「もう行くんじゃないのか?」

「今の君の力のままで、行かせたって負けるのは目に見えてるだろ? それとも君は、その不安定な眼と色々と異常な身体だけで、サーヴァントをどうにか出来ると思ってるのかい?」

やはり、眼も含めて俺のことを分かっているようだな。流石は管理者と言うだけのことはある。しかし何故分かったのだろうか?

「特別に君の願いを六つだけ聞こう。さあ、言ってみてくれ」

願いを聞く? 何かしら、六つ頼めば力をくれるのか? ……数分考えた後、俺は口を開いた。

「一つは、左腕をデビルブリンガーにしてくれ。閻魔刀とデビルトリガー発動付きでな」

「まず一つね」

よし、とりあえずこれが了承されれば、腕力が少しはまともになるだろう。

「二つ目は、うちはサスケの忍術と写輪眼、そして写輪眼の術を全て使用可能にしてくれ」

万が一の為にも、イザナギなどを覚えておいたほうが、いいと思うからな。

「はいはい。二つ目ね」

「三つ目は、頭に思い描いた武器や盾などを瞬時に出せる、創造という力が欲しい」

これは、もし自身の刀がなくなった時などの保険。後は他の世界の武器なども、使ってみたいからだが。

「三つ目もいいよ」

「四つ目は、飛天御剣流を使用可能にしてくれ」

これも一応の保険。剣術などは、一度やれば身体が覚えている筈だからな。

「四つ目も了解」

「五つ目は………………の小刀をくれ」

この力は……俺の中の、ある答えを知る為である。恐らく分からないだろうが、掛けてみよう。

「次でラストだよ」


「ラストは、月歩と月歩の応用技を使えるようにしてくれ」

六式全てと言いたい
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