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歪みすぎた聖杯戦争
3話 静かに楽しく暮らしたい
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ら、何事もないように出て来た

「蟲使いよ、貴様に教えてやろう」

狼狽えている臓硯に心底、詰まらなそうなそうにバーサーカーは言った。

「私は、生前にウイルスや虫に研究をしてね。其のおかげで貴様がどのような絡繰で虫どもを操っているのか、一目で理解した。」

「……な、なんじゃと?」

臓硯は唖然としていた。間桐の秘術である魔術をキャスターでも無い、しかもバーサーカーに見破られたのだ。

「なに..実に簡単なトリックだ。貴様は虫どもを操る時に人間には聴こえない特殊な音で虫を操っている、ならばどうするか…簡単な話だ。私は貴様のように音を出して操るのでは無く、私の場合はサイコジャツクという方法で操り、そしてこのように貴様の虫による攻撃を辞めさせただけだ」

只々、詰まらそうにバーサーカーは、臓硯に説明した。
それと、同時に臓硯を守っていた虫が此方を向き敵意を向きだしてきたのだ。
そのため臓硯の本体が孤立し丸見えになっていた。

「あり得ぬ あり得ぬ あり得ぬわ」

バーサーカーが話をしている間も、臓硯は虫に命令を下していたのだが、全く反応をしめさないのだ。まさか、臓硯も自分の虫が赤の他人であるものにましてやサーヴァント如きに操られるとは思いもよらなかっただろう。

「さぁて もう終わりだ 老いぼれ…」

バーサーカーは大量にいる虫の群れの中で孤立している臓硯に向かって跳躍し、一匹の虫を手に取る

「これが、貴様の本体か」

とピチピチと動く臓硯の本体ををバーサーカーは掴んでいた

「ま、待て 待て待て待て….?? 今この場で儂を殺してしまったら、雁夜なんぞでは
貴様は聖杯を掴むことはないんだぞ?」

臓硯の言葉にバーサーカーは雁夜を一瞥するそして

「安心しろ、老いぼれ その事については何の問題もない」

ピチピチと蠢く 臓硯に詰まらなそうにバーサーカーは言う

「…!待て、待つのだ 待ってくれ…!」

臓硯の静止を無視し、臓硯と思われる虫をバーサーカーは握りつぶした

「バ、バーサーカー お前……」

雁夜はさっきまで、唖然としていたため身体が動かなかったが、
バーサーカーが今やった行動に無意識のうちに口を開いた

「臓…硯はどうなったんだ?」

「マスター安心しろ あの老いぼれはもう死んだ」

「なぁっ?」

バーサーカーはそう軽く答えたのだ あの何百年も生きている化け物を
殺したのだだが、奴が死んだとわかっると雁夜は重い体を起こし
桜の場所に向かった

(桜ちゃん…!)

重い足取りを無視し階段を登り、そのままドアを開けるすると 虚ろな目をした少女がいた。

「よかった…! 桜ちゃん」

雁夜は桜に抱きつき 生きていることが分か
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