第2巻
理事長からのお誘い×ランクSについて
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合同授業が終わりを告げる事で、俺と沙紀での模擬戦も終わらせてから第一武道館に戻った俺と沙紀。田中先生や他の生徒からもあれは一体?という質問が多かったのであれはCBの特殊装備だと言った後にサツキと静乃にまーやと共に第一武道館を出た。二人は女子更衣室に向かうが、俺と沙紀は歩きながら量子変換機で戦闘服から制服に一瞬で着替えたので、まーやも不思議がっていた。
「それはどんな手品なのです?」
「これについては機密なので、教えられないのですよ。まーやさん」
「まあこれがあれば一瞬にして着替えられる装置だと思えばいいよ」
そう言いながら、まーやは沙紀と共に教室へ向かうがその先にいたのは先ほど一睨みした理事長が行く手を遮る。
「さっきの授業はなかなかのものだった。《救世主》以上の力としか思えない事だったので、先ほどの事については謝罪しよう。申し訳なかったと零社長に伝えてくれないかな?」
「その謝罪は受け取りましょうが、本当の目的は何でしょうか?」
「君をぜひ拙宅に招待しようと思っているんだが、今日はこの後何かご予定はないだろうか?」
やはりというか、誘って来たな。今日これからというのであれば、今は無理だと言って今日静乃と護衛者沙紀と共に漆原家に行かせてもらうのが条件だと言ったら、即答で頷いた。その後、漆原家の場所の事を言った後に理事長は去って行ったけどね。その後ホームルームを受けた後に静乃と共に送迎車の所へ向かうが、サツキや実戦部隊には理事長にお呼ばれされたと言っといてはサツキとは、また静乃と共に喫茶店デートでもしようと約束をした。なので、俺らは下校時間になると全寮制の亜鐘学園では、生徒の流れは綺麗に二本に別れる。男子寮と女子寮へと向かう道ではあるが、俺らは基本的に送迎車に乗って一瞬にして大都会へと転移させ、零家へと戻る。
「そういう訳だから、今から漆原家に行く事になった。だから静乃も俺らの車に乗って欲しい」
「分かったわ。だけどまーやはどうするの?」
「俺の転移魔法により、先に帰らせた。今頃は桜花達で遊んでいるだろう。それと服装なら問題ないし、今から俺が運転する」
そう言うと送迎車のところに到着したが、いつも乗っている黒塗りの車ではなかった。赤・青・銀のボディをしているフェラーリだったが、静乃が乗った後の俺の服装もチェンジしていた。黒のスーツに、髪もセットしたかのような感じである。左ハンドルなので、助手席には沙紀が座った。
「諸葉、あなたは免許持っているの?」
「ああ持っている。これな、・・・・それとこの車は俺の何だ」
免許書を見せると、大型二輪やバスを運転するところまで運転できるようになっていた。一見俺は学生だが、それは神皇帝の力によって歳を誤魔化していると言った。ま
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