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守護者に俺はなる!!!
懐かしい顔
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・・」

俺はエースが行った方角をずっと見ている。

ビビ「ユウさん…」

レモーネ「ユウ…」

ナミ「お兄ちゃん」

ユウ「・・・まさかティーチが」

俺はエースを見送りながら、そう呟くのであった。そして船を島の運河から入っていき、浅瀬付近で停泊させた。

ゾロ「ん?なんだ」

錨を下ろそうとしたゾロがそう言う。すると、水中から亀の甲羅を背負ったアザラシが出てきた。

ルフィ「なんだありゃ?」

ビビ「あれは…クンフージュゴン!!」

ユウ「クンフージュゴン?」

ビビ「はい」

すると、一匹のジュゴンが何かを話し始める。

チョッパー「『ここを通りたければ、俺を倒していけ。嫌ならとっとと反対側から出ていけ』だって」

ウソップ「なんだと?」

するとウソップが、前に出る。

ウソップ「たかがジュゴンが、大きな事を言うな。俺様が一瞬で倒してやる!とぅ!!」

メリーから大きくジャンプし、ジュゴンに向かっていく。だが…

ビビ「ダメウソップさん!クンフージュゴンは強いのよ!!」

ウソップ「はうっ…」

ボコボコに殴られ、あっさり敗北したウソップがいた。

ゾロ「負けんなよ…」

ユウ「しかも簡単に…」

ルフィ「うおおおおおおおおっ!!!!」

ナミ「あっちに勝ってるのもいるけど?」

見ると、ウチの船長であるルフィは、ジュゴンに勝っていた。

ビビ「勝ってもダメなの!」

レモーネ「ダメなの?」

ビビ「ええ。クンフージュゴンは負けると、その相手に弟子入りするのが掟なの」

ジュゴン「クオッ!!」

ジュゴンは、ルフィに頭を下げる。

ゾロ「意外と武道派だな」

ユウ「だな」

そして話してる間にも、次々とジュゴンを増やしていってた。

ジュゴン『クオッ!』

ビビ「って、いつの間にか増えてるわよ!弟子!!」

もう普通に二桁はいるよな…そして、ユバに出発しようとしたのだが…

ゾロ「ちょっと待て。そいつら連れてくつもりか」

ルフィ「あぁ、ダメか?」

ユウ「駄目だ」

俺はルフィにそう言う。後ろにはルフィに弟子入りしたジュゴンが並んでいた。

ナミ「お兄ちゃんの言う通りよ」

ビビ「クンフージュゴンに、砂漠越えは無理よ」

レモーネ「流石にねぇ」

ナミ達3人がそう言うと、ジュゴンが寂しそうにルフィの足に抱きつく。

「「「うっ…可愛い」」」

ナミ「なんか可哀想な事してる気が…」

ビビ「私も…」

レモーネ「そうよね」

結局は、チョッパーが食料を渡して話をしてもらったのだった。やれやれ、途中で寄れたら町で食料を調達しないとな。
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