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タケミカズチ、抜錨します。
タケミカズチからタケミカズチ改になりました
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沈寸前の艦娘を助けたことからだし。まぁ、深海棲艦には容赦ない所があるけど、それも皆のことを考えてのことだから。仲間思いな人だと思うよ」


2人の話し方からもタケミカズチさんがいい人って分かった。武闘派だけど優しい人。どんな人なんだろう?会ってみたいな。


「タケミカズチさん、会ってみたいな……」
「それじゃあ、会ってみるっぽい?」
「ふぇ?」


私が考えていたことをつい口に出すと、夕立ちゃんが間髪入れずに返してきたので、変な声で更に尋ね返しちゃった。


「タケミカズチさんなら多分一航戦の先輩達と演習場にいるっぽいよ」
「さっき、タケミカズチさんの艦載機が一航戦の先輩達の艦載機と一緒に飛んでたし。ちょっと見に行ってみる?」
「………うん!」


如月ちゃんと夕立ちゃんに誘われて行った先―――航空母艦用演習場で私は運命の出会いを果たすのでした。


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