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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico12騎士に融合騎、はやてにリイン
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で。パラディース・ヴェヒターとして何十何百と命懸けで戦った経験もあるし。魔力リミッターがあると言っても油断すると・・・」

「ええ、心得ています。ですが私とて、兄様――シュペーアパラディン・パーシヴァル。我が師――ボーゲンパラディン・ガラガース様。シュベーアトパラディン・プラダマンテ様。ファオストパラディン・アルテルミナス様。レイターパラディン・ガリフット様。アクストパラディン・ライオネル様。シュラーゲンパラディン・リシャール様。ゼンゼパラディン・マドール様からの英才教育を受けている身。そう容易く負けるつもりはありません。それに私も学友とランクを合わせるべくリミッターを掛けます。魔力は五分と五分。勝敗を決するは、己が技術のみ!」

ギラリと力強い戦意の籠った目を向けて来たトリシュ。しかしそれにしても出るわ出るわ、パラディンの名前。剣騎士、弓騎士、槍騎士、拳闘騎士、騎兵騎士、斧騎士、打撃騎士、鎌騎士の8人か。とりあえず「お手柔らかに頼むよ、トリシュ。そしてシャル」やる気を漲らせる2人に微笑む。

「「へっへーん。ユニゾンはやてとルシルがこっちに居るんだから、今日は負けねぇゼ♪」」

両手を腰に置いて仁王立ちするセレネとエオスがトリシュに向かってそう宣言した。どうやらこれまでの競い合いでトリシュに辛酸を舐めさせ続けられているようだな。俺としてもパラディンに鍛えられるというトリシュの本気を見てみたい。はやてと戦った時のが全力でないことは明らかだしな。

「ではみなさん。Aチームは西の、Bチームは東の陣地へ移動してくださーい!」

俺たちBチームとシャル達Aチームはそれぞれ競技場の端に移動。そこで俺たちは作戦を立てることにした。真っ先に上がったのは「トリシュが強いんだよ、ホントにさぁ〜」トリシュの撃破を最優先にしたい、ってことだ。
そういうわけで、トリシュ撃破を優先としての作戦を立てることに。トリシュは開始早々に建造物の屋上に上がって、そこから相手チームを狙い撃ちするそうだ。ならそれを阻止するのが一番だろう。

「じゃあ作戦を立てよう!」

†††Sideルシリオン⇒イリス†††

はやてとルシルとは違うAチームになったわたしは、「トリシュ。これまでと同じ戦い方をすると足元を掬われるからね」って、うちのチームリーダーのトリシュに警告しておく。作戦立案能力に優れたルシルもそうだけど、はやてには指揮官適性ありっていう才能もあるって判ってきてる。こっちも何かしら考えないと一掃される可能性がある。たとえ魔力が抑えられてるとしても。

「そうですね。でもやる事は変えません。上を取ります。乱立する四角柱の屋上を取りませんと狙い撃ちされてしまいますから」

そう、このゲームは何をしても狙撃ポイントを先に確保するのが必勝法。ということな
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