番外編:家族
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に反応する大輔。
エリオはしまったという顔をする。
大輔「はは、そんな顔すんな。やっぱ俺の息子だな」
先程キャロにしたように頭にポンと手を置き、くしゃくしゃにする。
フェイト「せっかくキャロがデジタルワールドから木の実を持って来てくれたんだし、今日のおやつはこれにする?」
大輔「ああ、そうだな。マンゴーみたいにプリンとかジャムとかにするのも良さそうだな」
フェイト「エリオ、キャロ。これを洗いに行ってくれる」
エリオ、キャロ「「はい!!」」
二人は袋を持って、キッチンに向かう。
大輔「あいつら本当にいい子だよな」
フェイト「うん。血の繋がりはなくても今の私達にとっても大事な息子と娘だよ。胸を張って言える」
大輔「ああ」
フェイト「でも未来の私達はちゃんと構ってあげられたのかな?それが心配だよ」
ブイモン[大丈夫だよ。あいつらの懐き具合を見てればいかに好かれてるか分かるよ]
それだけ言うとブイモンもキッチンに向かう。
フェイト「ありがとうブイモン…」
大輔「んー、そうだな…あ、いいこと考えた」
フェイト「?」
大輔「なあ、フェイト。大人になって結婚したらエリオとキャロに弟か妹作ってやろうぜ」
フェイト「ふえ…?(//△//)」
突然の発言にフェイトは顔を真っ赤にする。
大輔「駄目か?嫌か?」
フェイト「い、嫌じゃないよ…?(//△//)」
大輔「そっか、じゃあ行くか。あいつらはともかくブイモンとチビモンがうるさいし」
フェイト「う、うん…(//△//)」
キッチンに向かう大輔と顔をトマトのように真っ赤にしたフェイト。
そして今からかなりの年月が過ぎた未来。
大輔「なあ、フェイト」
フェイト「何?」
息子と娘が過去に飛ばされ、今は二人っきり…まあ、パートナーはいるけども。
大輔「あいつらもいないし、世界を救った記念も兼ねてそろそろあいつらに弟と妹作らないか?」
フェイト「ふえ!!?(//△//)」
大輔の言葉に赤面するフェイトだが、大輔はフェイトの肩を抱くと寝室に向かおうとする。
大輔「帰ってきた時、弟や妹が出来てるなんて知ったらあいつら驚くぞ〜」
フェイト「だ、大輔!!?」
フェイトもエリオとキャロに弟か妹を作るのに賛成してくれた。
エリオとキャロが驚いて喜ぶ姿が目に浮かぶ大輔であった。
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