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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
攻撃と防御の手本×各ペアでの実技授業
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ただろう」

気付いた時には遅く、亀吉の闇術は完成をした。第一は《火炎(フレアー)》で第二は《猛火(ブレイズ)》だ。そして発動しようとしていた時でも腕を組んでいた。

「ヘヒヒヒヒヒヒ!上手に焼けやがれーーーーーい!」

振り向き様に放った《猛火(ブレイズ)》が燃え盛りながら俺を襲うが、こんなのフェニックスでの業火よりもまだマシな弱火だなと思った。狂犬の群れの牙めいた、荒々しく炎が呑み込まれるが、バカ丸出しの亀吉の実力は本物。闇術が生んだ炎の凄まじい熱気と迫力に、生徒達は固唾を飲んで見守った。注目の先、紅蓮の炎に巻かれていた俺は腕を崩さずに何かした?みたいない涼しげな表情をして立っていた。

「ハイ、先生!」

「はい、嵐城さん。質問をどうぞ」

「《耐魔通》だと完全に防ぎ切れないってさっき聞きましたけど、諸葉が凄く楽勝な感じでまるで何も起こってないかのような感じなのですけど」

「うむむ。灰村君の実力は未知数なのか、万年堂君の魔力(マーナ)よりも余りに強すぎたようだ。それになぜ焦げてないのか、私でさえ分からない現象であり実例としては、相応しくないねえ」

「それは俺が答えるとしようか、何簡単な事だ。俺の戦闘服は防刃防弾防熱防寒に、通力(プラーナ)魔力(マーナ)でさえ防いでしまう特殊な服何でね。こういう弱火とかは、効果はないのだよ」

そう答えると、亀吉は膝が崩れて頭を抱え込んで嘆いていたが、俺の戦闘服には追加効果もある事で知ったので更に頭を抱え込んだ。生徒の間であちこちで、くすくすと忍び笑いが漏れていた。肝心の奴は、もう少し熱がれとか言ってたけど、実戦部隊では特に弱い者が俺に敵う訳ないだろうにと言ったら先輩として面目丸潰れだそうで。後輩なら上級生を立てろと言うが、それは俺より弱い奴なら立てるが生憎俺はそのような事は一切しない。

「ところで先生。模範実技というなら、攻撃闇術で攻撃闇術を相殺するのもやっておいた方がいいと思いますよ。まあ、俺は闇術ではなく魔法と言いますが・・・・」

「それもそうだけど、灰村君はどうやるのかね?」

俺に任せて下さいと言ってから、左手から赤い籠手を纏った。そんでしばらくすると籠手から鳴ってからの倍増した小さな炎を出現させてから、亀吉に向かって殴り込むようにしたら火炎放射となり向かって行った。これは闇術で言えば、《火葬(インシネレート)》ぐらいの威力だった。土下座をしていたが、それを許す程俺は甘くないので亀吉は真正面から受けてからのしばらく燃え上がった。そんで瞬時に消火をしたので、亀吉は焦げる程度となっていた。俺は赤い籠手を瞬時に元の手に戻らせてから、盛大な拍手を浴びながらサツキと静乃の隣へと戻って行った俺。

「ふう、こんなもんか」

「いい気味ね。あの先輩はいつも諸葉
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