第九十七話 決着
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グナモン[だあっ!!]
マグナモンの拳がキメラモンカオスの顔面に炸裂し、キメラモンカオスも逆に殴り返す。
互いに凄まじい速度で動きながら激突を繰り返していく。
クロノ「な、何て戦いをしているんだ…最早人知の及ぶ戦いじゃない…」
呆然となりながら呟くクロノにエイミィもコクコクと頷く。
リンディ「ある意味全ての機器と魔法が使用不能なのが幸いしたわ…これが映像に残されていたらデジモンは確実にロストロギアに認定される…」
次元をたやすく歪めるあの二体を管理局が見過ごせるかと言えば断じて否である。
プレシア「まるで今までの戦いがお遊戯のように見えてくるわ…」
ゲンヤ「何て出鱈目な戦いだ…動きが速過ぎて何が何だか…」
クイント「す、凄いわ…正に頂上決戦…こ、これを見逃したら一生後悔するわ…」
拳を握り締め、マグナモンとキメラモンカオスが繰り広げる頂上決戦を見つめるクイント。
賢「くっ…」
はやて「賢兄…大丈夫なんか?」
賢「ああ…それにしてもマグナモンの奴は何をしているんだ…僕達皆のパワーを一つにして究極体を超える…超究極体級のパワーアップを果たしたはずだ。今の彼らは最強のはずなんだ。あんな化け物といつまでも互角とは…」
アリサ「あいつらバトルマニアだからねえ…あんたの気持ちはよおく、分かるけどね」
大輔とブイモンらしいとアリサは苦笑する。
なのは「アリサちゃん…」
ルカ「キメラモンカオスのパワーは最早異常の域に達しています。最早、究極体を遥かに超えるパワーアップを果たしているはず、しかし強さでは大輔さん達も負けていないはずです」
スバル「あのお兄ちゃん達…楽しそう」
クロアグモン[……]
クロアグモンもあの頂上決戦を見て、ウズウズしている。
強者と戦いたいという欲求に抗えないのだろう。
エリオ「父さん…」
キャロ「お父さん…負けないで」
フェイト「大丈夫だよ。お父さんは…大輔とブイモンは絶対に負けない」
断言するように言うフェイトにエリオとキャロはフェイトの方を向く。
エリオ「母さん…」
キャロ「…お母さん」
フェイト「ね?」
エリオ、キャロ「「…はい」」
ルカ「今の大輔さん達が負けるとは思いませんが、あの異常なパワーアップがそう長く保てるのかどうかは分かりません。出来れば時間切れになる前に倒して欲しい…」
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