第十六話 楓の家出
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楓の日々の予定その4 後始末点検
「ええっとこっちは異常なし」
「あっちもな・・・」
力と飛鳥が日々の破壊活動の点検をやっていた。
「うわ・・・これホント秒刻みのスケジュールだな・・・」
「よく身体もつなあいつは・・・」
楓の強靭な体力は力譲りなのであろうが流石に量が多すぎる。
「うわ!あっちは修繕しないといけないのか!?」
「うわ!あっちも!!」
修繕が必要な事に眼を回す馬鹿コンビ。
楓の日々の予定その5 勇者ロボの整備
「うわあああああ!どうすりゃええんや!!」
デリケートな作業の為がさつな力達に任せられないという事ではやてが整備をかって出たのだが大雑把な所は自動整備システムで賄うのだが細かい所はやはり人間の手で整備しなければならない。
しかし量が量だけに細かすぎて賄えないのだ。
「えっと多分これがこうだから・・・ぎゃあああああああああああ!!」
スパナで適当に弄繰り回していたら爆発してしまった。
「主・・・やり直しです・・・」
「ぐううううううう!!」
シグナムに突っ込まれながら説明書を読んで整備を頑張るはやて。
いつもなら助っ人でユウに連絡するのだが・・・
「(ただ今〜ユウ・サエグサは留守に)逃げた」
こき使われるのを察知したのか既に逃亡した後であった。
楓の日々の予定その6 はやてが普段サボった仕事の誤魔化し
「うう・・・はやての奴なんでこんなに仕事溜め込んでるんだよ」
「・・・やっぱり・・・何処か遊びたい年頃なんです」
「ていうか!本人きてやれよ!!」
ヴィータとリインの絶叫が響き渡った。
大地のボロアパート
「ふあ〜こんなにのんびりしたの久しぶり〜♪」
呑気にこたつでみかん食べてる楓。実はミツキから特上ロースの誘惑があったのだが面倒ごとが増えそうなので大地がカットして事なきを得た。
余談だが一瞬楓は野生化し吊られてもう一人の珍獣も現れ、珍獣は特上ロースの元へ向かったのである。
「ほれ餅もあるぞ」
「おお〜気が利くね〜さすが最愛の弟〜」
楓の好物の甘味噌醤油の餅を出す大地。
「う〜ん♪甘しょっぱくて美味しい〜♪」
「食べたら帰れよ・・・」
「もう〜大地のいけず〜♪」
「ウチに居座るつもりか!?」
正直ゆっくり寝てたい大地・・・だが姉は帰ってくれそうに無い。
その時
「楓えええ!お願いだから帰ってきてええええええ!!」
霧島園の子供たちから住所聞いて大地のボロアパートにやってきた力。
「頼む!お前がいないと俺たち駄目だ!!」
大地の部屋の玄関で土下座しまくる力ちゃん。楓のありが
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