第四話 盾の武者
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良しだけで出るべく新之助を除名するという暴挙に出たのだった。
表向きは成績不振と言う理由で・・・
新之助の応援に来ていた翼と香澄はその事を聞き激怒し・・・特に香澄は決勝戦直前にそのチームの前に現れその場で全員をボコボコにしてしまったほどだった。
それ以来、悔しい思いをした新之助はチームメイトを信用できなくなりチーム戦には参加しないと心に決めたのだ。
(・・・俺達の事も信用してないんだよな・・・チームを信用できないんだな)
小さい頃からの付き合いの翼や香澄の事すらチームメイトとしては信用しない事に少し苦い思いをする翼。
すると
「よぉ〜新之助〜」
「・・・!?・・・神崎!!」
新之助に声をかける神崎と言う少年。その少年こそ新之助を利用して決勝戦に出たが直前に香澄にボコボコにされた少年だった。
「新之助〜またチーム組もうぜ〜どうせ・・・誰とも組んでもらえないんだしよ〜」
「お前!」
そう・・・去年の地方大会・・・実は新之助は誰ともチームを組んでもらえずに孤立し仕方なく神崎のチームに拾われたのだが・・・神崎は他のチームに入れないように妨害をしていた・・・後で知った新之助はまた前回と同じようになる。
「どうせ・・・あとで誰にも入れてもらえねえんだからよ?俺のチームに・・・「ちょっと待て!!」・・・え?」
新之助と神崎の会話の間に割って入る翼。その瞳は怒りの炎が宿っていた。
「何だ?チビ!?」
目つき悪く翼を睨む神崎。だが負けじと翼は言い返した。
「新之助は今年俺達のチームに入ってもらうんだ!!俺やっぱり決めた!新之助!俺のチームに入ってくれ!!」
「・・・翼?」
翼の突然の発言に驚く新之助。すると奥から香澄も現れた。
「私もやるよ!」
「香澄も?」
驚く新之助だが香澄の登場に突如、神崎の表情が変わった。
「てめ!あの時の!」
「おお〜威勢だけは相変わらずね〜・・・この下衆野郎」
「てめえら・・・良いぜ!相手になってやるよ!お前ら!」
「「おっす!」」
取り巻きを二人呼び出しバトルフィールドに並び立つと翼と香澄は新之助にプラモボックスを押し付け対面側のフィールドに立った。
端末をセットし烈斗と天津をフィールドにセットするとプラフスキー粒子で満たされていく。
「天地翼!武者烈斗頑駄無!!」
『おっしゃあ!!試合だ試合!!』
力強く操縦桿を握る翼と己の顔面引っ叩いてやる気満々の烈斗頑駄無と・・・
「獅童香澄!武者天津頑駄無!!」
『ニン!!』
操縦桿を握る香澄と忍術の印を組んで精神を集中する天津頑駄無が・・・
「「出陣!!」」
カタパルトから発射されバトルフィ
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