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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
新たな住人×零家の大豪邸×夜の闇に現れた主従
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信しましたので、いつでも行けますよ」

そう言った後に送迎車は発進したが、次の角を曲がった瞬間に空間切断で亜鐘学園付近から東京都心へと来たのだった。これに関しては流石のまーやでも驚いていたけど、関所に到着した後に通行出来たのでこれからはこのまま通れるようになった。そんでしばらく庭を走っていると、家の玄関が見えてきた。俺の家は大豪邸で、例え発信器を付けたとしても探索不可能になっていて、特殊な電波を発している。

「到着したぞ」

「まるで大金持ちのお家なのです〜」

「大金持ちの家なんだけどな」

「私達の家は、物凄く広いですけどその内慣れますよ」

そう言って降りた後に、玄関前にいたメイドに車を任してから俺と沙紀にまーやが玄関のドアを開けた。

『お帰りなさいませご主人様。そしてようこそいらっしゃいました、マヤ様』

この家にいるメイド達からのお出迎えによって、まーやは本物のメイドを見たのか俺の後ろから挨拶をした。そして沙紀とはここでしばしの別れとなり、代わりに桜花が案内をした。自室に行くと、家具があったりドアが五つあったのが不思議だったまーや。

「なぜドアが五つもあるのです?」

「それは見てから分かるさ。・・・・皆出てこい!」

魔法陣で召喚したヒト型のクロウ、グレンデル、ダハーカ、ラードゥン、ティアと小型ドラゴンのドライグとサマエルだった。そんで改めて簡単な挨拶をしてから、まーやも簡単な自己紹介をした。で、ここは俺達の部屋でもあるがベッドが足りない事に気付いたので、俺は隣にあるドアを開けたのだった。

「基本的に俺達の部屋はここだが、俺専用の部屋があってな。ここでパソコンでの作業やベッドに仕事とかをしているのさ。まーやは今日から俺専用の部屋で寝てもいいぞ」

「なるほどなのです。ドラゴン達にも寝る場所やそれぞれの部屋となっていて、一番奥が主の部屋という事ですか〜」

「そういう事だ。まあ今まで添い寝して来た者もいるけど、流石にまーやがここで寝るから早々ないと思うけどな」

「沙紀さんもですか?」

沙紀やここで住んでいるメイド達が代わりばんこで添い寝をしたりしているんだと言うと、正しくハーレムなのですという感想だった。あとここは零家だという事は知らせない方が後々面倒になるけど、伝えたら正体を知れてしまうのでな。神皇帝というのは三人目となっていて、零達也と織斑一真と俺となっているが、零達也というのはビジネスネームとして使っているのでバレてない。知っているのは、この家で住んでいるメイド達と蒼い翼本社社員とCBの者達だ。夕食後は、この家を探検したいと言い出したので桜花、結衣、沙紀の三人が案内役をする事となった。余りにも広いので、行きたい場所を念じればショートワープのような転移魔法が出来る仕組み
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