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歪みすぎた聖杯戦争
2話 運命は狂いだす
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違いない! これは、聖遺物だ まさかこんな偶然があるなんて)

何の聖遺物か分からないがないよりはマシだと、ウェイバーは考えその日のうちにウェイバーはイギリスを後にし、一路、極東の島国へと飛んだ。
もはや腐敗しきった時計塔に未練はなかった。首相卒業生のメダルの輝きも、冬木の聖杯がもたらすであろう栄光に比べればゴミのようなものである。
ウェイバー・ベルベットが戦いに勝利したとき、魔術協会の有象無象は彼の足許にひれ伏すことになるだろう。

そして、彼が使う箱の中身の聖遺物は、指輪だったそして、指輪の部分にはこう描かれていた''青''と………









○○○○○○

ここは冬木市

周囲を山と海に囲まれた自然豊かな地方都市。
中央の未遠川を境界線に東側が近代的に発展した「新都」、西側が古くからの町並みを残す「深山町」となっている。
「冬木」という地名は冬が長いことから来ているとされるが、実際には温暖な気候でそう厳しい寒さに襲われることは無い。適当に掘ったら温泉の一つや二つ湧き出るのではないかといわれている。
そして、冬木市にある理由でやって来た青年がいる 蒋都 (しょうとたかし)
茶色の髪で顔は少し幼い感じはするが鋭い感じの顔のため子供っぽいと思う人はいないだろう。
そんな事さておき、彼がこの地に来た理由は別に、観光しにきたわけじゃない

「さて、行くとしますか…」

そう自分に言い聞かせながら、彼は目的の場所に向かった、親友''間桐雁夜''に会いに
一年前、雁夜は冬木市に戻ると言ったまま会っていない
雁夜自身もいつ戻るか分からないと言っていたから、そこまで心配する必要はないと思っていたが、半年が経ち一向に帰ってこなかったので、心配になり 冬木市や雁夜、間桐家について、独自のパイプを使って調べった結果。
驚くべきことが分かった 間桐雁夜の間桐家は代々から続く、魔術師ということが分かった。魔術と言うのが実在したと分かっても、蒋都はそこまで驚きはしなかった。それは、蒋都自身も普通の人とは違う、力を持っていたからだ。

(だからあの時、俺の力を見せても、雁夜はそこまで驚かなかったわけだ)

と、今更ながら納得した蒋都だが、その蒋都が一番目についた情報があった。

(聖杯戦争 まさか…? いや、でも …)

こんな事に雁夜が参加しているために冬木市に戻ってきたとしたらその理由は何だ
雁夜は優しい奴だ、もし、聖杯戦争に参加してるなら 何か理由が有る筈だ
どうしても、聖杯を手に入れなければいけない理由が有る筈
そうして、蒋都はそれを確かめるべく雁夜の実家、間桐家に向かうのだった。









○○○○○○

正統なる魔術師である遠坂時臣は、現代人の
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