プロデュエリスト編
episode1 ーEvolution Insectー
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ンにアルティメット・インセクトLV5は最終形態であるLV7になってお前のモンスターの攻撃力は700ポイント下げる効果を持つようになる。そんな事したところで無駄無駄。さっさとサレンダーしちまいな。」
これだから、ガキはと肩を竦めながら話す羽蛾。
「メタル化・魔法反射装甲を装備したレッドアイズを墓地に送り、デッキからレッドアイズ・ブラックメタルドラゴンを特殊召喚する。」
真紅眼の黒竜が紅蓮の炎に包まれ、再び姿を現したのは黒い鋼に身を覆われたレッドアイズ。最上級モンスターの連続召喚に会場がより一層の盛り上がりを見せ、それに応えるかのようにレッドアイズは猛々しい咆哮を上げる。
「出たぁぁ!レンカ選手の切り札の一つ、レッドアイズ・ブラックメタルドラゴンだぁ!さらにこのモンスターは真紅眼の黒竜に姿は似ているが別モンスター。よって攻撃が可能だ!」
「真紅眼の飛竜を通常召喚し、バトル。レッドアイズ・ブラックメタルドラゴンでアルティメット・インセクトLV5を攻撃。ダーク・メタル・フレア!」
「ちっ、相打ち狙いか!迎え討て、アルティメット・インセクト!ポイズンショットLV5!」
「その瞬間、手札から速攻魔法発動、禁じられた聖槍。アルティメット・インセクトを対象に発動し、攻撃力を800ポイント下げる代わりにこのカード以外の魔法・罠の効果を受けなくする。」
「しまっ……ギャァァァ!!??」
インセクター羽蛾:LP800
光を放つ槍がアルティメット、インセクトの甲殻を突き破り、力を失ったアルティメット・インセクトはレッドアイズ・ブラックメタルドラゴンの業火に焼かれ破壊される。
「真紅眼の飛竜でアルティメット・インセクトLV3を攻撃。黒・翼・撃!」
再びレッドアイズの業火を喰らい、苦しそうに息を吐き出す羽蛾に向かって、真紅眼の飛竜が急降下し、アルティメット・インセクト共々蹴散らす。
「ひょ?ギャァァァ!?ひでぶ!」
インセクター羽蛾:LP400
羽蛾は飛竜の急降下からの強靭な翼による殴打をくらい、情けない声を出しつつ二度三度バウンドする。
「はぁ……はぁ……。よくも、やって「超再生能力を発動。カードを二枚伏せエンド。」……聞けよ!!」
大ダメージをくらい相当頭に血が上っているのか、台詞を遮られただけで声を荒げる。
「ちっ、俺のター…「エンドフェイズ時、超再生能力のエフェクトが発動。このターンに手札・場から墓地に送られたドラゴン一体につき一枚ドローする。よって三枚ドロー。」…………。」
プロとしてあるまじきミスをした羽蛾は悔しそうに顔を歪め、レンカを睨みつける。これ以上何もないと確認すると再度デッキに手をかける。そして、ドローカードを見ると表情を一転させ、余裕の笑みを見せつけ
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