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チート戦艦の非常識な鎮守府生活
5.初陣ヒャッハー!
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し、何処か俺を恐怖の目で見ている艦隊に盾になるように滑り込む。
そして四連砲が艦隊に向けられ、右舷側の砲台がフルファイアし、残りの深海棲艦を大体消し去る。
「待たせたな。これより戦闘に介入する」
妖精さんに指示を出し、ミサイルハッチが高速で二十個開き、白い音速の矢が飛んで行く。対艦ミサイルだ。残りには良いだろう。
「妖精さん。今回の消費弾薬は?」
''500ですっ!''
まさかの一隻で三桁である。異常だが、仕方ないだろう。
主砲八発にハープーン二十発、副砲十八発に30cm三連砲が24発。あとは無し。ん?70発で500消費?多いのか少ないのか.......
さて、救出する艦隊だが、高雄の報告によると大鳳、摩耶、鳥海が大破。高雄、愛宕が中破。龍驤が小破と中々ボコられたようだ。
まぁ、キツイだろう。全艦曳航して行く。戦艦を舐めるなよ?馬力、凄いんだぞ?
しかも速度は変わらず。しかし壊れるので15ノットに減速しているが。
しっかしこのアメストリアには色々と無駄に設備が整っている。
会議室やホテルさながらの客室に間宮並の生産量を誇る食堂に浴室。
エンジンから大量のエネルギーを回せば、船内の工場が起動し、指定した物を増産して行く。
「な、何これ......」
まぁ、当然の反応と言える。一応警戒として一番砲塔が高雄に。二番砲塔が愛宕に。三番砲塔が後方にいる龍驤に。四番砲塔が大鳳、摩耶にそれぞれ二本ずつ砲身を向け、五番砲身が鳥海に。
「私はパラオ鎮守府所属の艦娘だ。貴官らの緊急救援通信を受信し提督の命により参上した。被害状況を教えてくれ。」
やはり、見たとおりだった。大破多いな...俺もだけど。
「了解した。全艦の曳航を開始する。」
と言った途端全員がえっ?っていう表情を浮かべた。ん?何かおかしいか?面倒かったから全艦曳航する。さっき決めた。実行するだけだ。全艦に頑丈な鋼鉄のワイヤーが括り付けられ、曳航して行く。船体の損傷が酷かった大鳳と鳥海にはすぐに妖精さんを向かわせ、艦娘は一旦此方の船内に
保護。入渠してもらっている。しかし大鳳は特に酷く、艦娘の方も被弾していた為応急修理妖精さんが出動。今は医務室に寝ている。
ふむぅ......暇だな。やる事がない。入渠は少なくともあと一時間はあるだろうし、やる事が無い。
ヤベェ.....本当に無い。仕方ないので頑張ってくれた艦長妖精さんを膝に乗せ、なでなでしてあげる。きゃっきゃと喜んでいるし、なによりこっちが癒される。可愛い......
「アメストリア、パラオ鎮守府に向けて航行。第一種戦闘態勢を維持。対艦、対空、対潜警戒を厳としろ」
レーダーが魚一匹足りとも逃がさないと言いそうに入念に二個のレーダーが索敵し、全機関砲が様々な砲口に向いていく。主砲には一番砲塔が一式徹甲弾。二番が結界式散乱
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