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チート戦艦の非常識な鎮守府生活
4.新造艦
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因みにガチの和食だ。
「どうだ?」
「...美味しいのです!」
「美味しいわ!」
「美味しいのじゃ」
中々に高評価だった。''彼女''も喜んでいるみたいだ。
俺の分と提督の分を盛り、お盆で一気に運んで行く。今日はあれだけ暇だ云々言っていたが、秘書艦だ。というか大体俺が秘書艦だ。今までは電がずっと全ての業務をしていたらしいが、俺の身体は色々とハイスペックなので、代行している。
「提督、アメストリアだ。夕食をお持ちした」
「入って」
「失礼する」
中に入ると執務机の上はうず高く積まれた書類の山が敷き詰められ、相変わらず多い仕事量だなと思う。秘書艦の机に一旦移動させ、夕食を置く。
「いつもありがとうね」
ナチュラルに爽やかな笑みを向けられ、少しドキッとする。外見こそ美少女だが、内面は完全に男だぜっ!でも、何か言葉にしずらいよく分からない気持ちになる。
「い、いいんだ。今日は私も建造と演習しかしていない。むしろ書類の処理をしなかった。すまない」
そう言って秘書艦の椅子に腰掛け、黙々と夕食を食べてゆく。うん。もの凄ごく美味しい。
ご飯はまた見事にふっくらと炊きあがっており、味噌汁は白味噌仕立てで美味しい。
「ねぇ、アメストリア」
「何だ?」
「君、改造ってどれ位?」
「一応40Lvで改になるらしい。改ニは不明だ」
今は23。まだまだだ。この鎮守府もまだ無理出来ないし、資材的に無理出来ない。
「ふーん.......でもこのまま君の存在を隠し続けるのは人類の戦力的にちょっとね......」
「なら、大本営にでも連絡したらどうだ?」
そういう手もあるよね」
「何なら私と引き換えに資材を優遇してもらっても...」
「それはダメだよ。アメストリア」
「ん?」
「ここにもたまに救難信号が来る。その時は資材なんか気にしないでいいからね」
当たり前だ。資材が減るのが嫌なので助けません→沈没など、嫌だ。
「......了解した」

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