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チート戦艦の非常識な鎮守府生活
4.新造艦
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してきたら?」
「そうだな...消費も少ないし、やってこよう。」

と言うことで第一艦橋に即転移☆
妖精さんはまったり(グータラ)とくつろいでいたが、俺が来ると即座に反応し、各々の役目の場所に走っていった。うん。凄く優秀で涙が出そうだよ。
''出撃ですかっ!!!(キラキラ''
「いや、残念ながら演習だ。ドック上げ!全ての砲に模擬弾を装填!総員戦闘用意!」
妖精さんの動きが更に活発になり、がごんッという音が鳴り、主砲や副砲に模擬弾が装填される。
「機関始動!」
エンジンが起動し、速やかに全体に電力が行き渡り、第一艦橋の電子機器が息を吹き返す。
レーダー感度良好。防衛システム良し。射撃修正装置良し。各種武装良し。俺良し。''彼女''撃沈と。
地面ごと上昇し、地下のドックが遠ざかり、暗い地上のドックに移動。ジリリリリという音がなり、海水が注水されれてゆく。そして警報がなり拘束具が解除され、少しへんな浮遊感に襲われる。っと。これは慣れないな......人間だったもん。こんな浮いた感じなんかジェットコースターぐらいでしか感じれないだろう。
「5ノットで前進。進路そのまま」
スクリューがゆっくりと回転し、非常におそい速度で前進し始める。
「20ノットに加速!」
スクリューが四倍の回転速度に上がり、大量の海水をかき分け海を悠々と進んで行く。
「主砲全起動。速度35ノットのまま的に向け各自発射」
俺の一声がかかり、血に飢えた巨砲が回転。第一砲塔は右二十度。二番砲塔は左三十度。三番砲塔は右二十五度。四番砲塔が回転しだしたのを確認し、つぎの指示を出す。
「副砲起動!各自海上の的に向け!」
六基の46cm三連砲が各々の的に向く。
「てぇー!」

ズドォォン!!

砲口から白い煙が上がり、模擬弾が真っ直ぐ音速をかるく越え的に吸い込まれる。
全弾命中。目標ロスト。
因みにミサイルは使わない。模擬弾が無いからだ。というか弾薬の関係だ。
でも一度でいいから全て使ってみたい。対地、対空、対艦、対潜、対宇宙艦、星間。何に使うんだっていうミサイルもある。
「主砲右五十度に固定。てぇー!」
軽い衝撃が走り、的に吸い込まれていく。
妖精さんによると主砲は三秒に一発。十分速いが、戦場では一分一秒が命取りになる。
改になると二秒毎発。改ニになると主砲自体代わり、大口径化と一秒毎発に。チートやっ!
もう帰ろ......

夕食時、ここには間宮さんや伊良湖さんなどの食糧艦がいない為、調理の出来る俺が担当している。いつか当番制に...あわよくば間宮さんを......
俺はもともと慣れているが、''彼女''が好きらしくというか経験が圧倒的でかなり美味しい。だから任せている。
軽めの遠征から帰ってきた電、暁、雷、利根の四人に夕食を渡してゆく
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