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ヴォルデモート卿の相棒
魔法薬の先生
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おできが鼻にまで 広がってきて、シクシク泣き出した。

「医務室へ連れていきなさい」

苦々しげにシェーマスに言いつけた後、ネビルの隣で作業をしていたハリー達に矛先を向けた。

「君、ポッター、針を入れてはいけないとなぜ言わなかった? 彼が間違えば、自分の方がよく見えると考えたな? グリフィンドール一点減点」
(うわぁ、すげー言いがかり……よほどハリーが嫌いらしい)

ハリー達の方を見ると、言い返そうとしているハリーをロンが小突いて止めていた。
ハーマイオニーは友人である(ここ重要!byハーマイオニー)ネビルの身を案じていた。

その後薬は完成したが、完璧に調合できたのはクレス達とジーク達だけであった。

「…………………………」

スネイプは何か考え事をしていたのかしばらく無言だったが、

「グリフィンドールとスリザリン、それぞれに五点」

そっけなくそう言った後、生徒達を解散させた。








地下牢の階段を上がりながら、ハリーはグリフィンドールの点を減らしてしまったことで落ち込んでいた。

「まあ気にすんな。たかが二点だ」
「そうだよ。フレッド達もスネイプしょっちゅう減点されてるんだ」

クレスとロンはそんなハリーを励まし、ハリーもいくらか調子を取り戻したようだ。

「でもどうしてスネイプはグリフィンドールに加点したんだろう? 兄さん達に聞いた話じゃ、そんなこと一度もな無かったらしいよ」
「さあな」
「クレスにもわからないか……。ところでハリー、僕達もハグリットに会いに行っていい?」

その問いにハリーは快く了承した。














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