暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
番外:白いW/それぞれの誓い
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を飛び出し、そこにいた人物を見付けた。

「よぉ……悪いな、留守にしてよ」

銀色の髪は風でなびき、そのボロボロの身体には黒い服。
間違い無い。本物の、ダークだった。
「ダーク……翔夜ぁ!!」
突進が如く私は翔夜に抱き付いた。
「あいだだだだだっ!!」
翔夜は本気で痛そうにしていたが、抱き締める力は弱めなかった。
「翔夜……っ、しょうやぁ……」
「わ、解ったから落ち着け……!」
翔夜は言うと、頷いて離す。
「いってぇ……相変わらず過ぎるな……」
翔夜は笑顔で言う。
「何処ほっつき歩いてたのさ!!ライトに殺されたって聞いて……!」
「あー、悪い悪い。ちぃとばかし過去に吹き飛ばされてたんだわ」
「過去に……?」
私は首をかしげると、翔夜が言う。
「前にも言っただろ?俺はこの世界の管理人だ。あのゼウスの馬鹿でも、完全に管理人の力を奪うことは不可能。制限つきで封印が精々だ。それに、俺が過去に吹き飛ばされるには、過半数の神力封印し、尚且つ誰かが高出力の攻撃を俺に放たなきゃなんねぇ。適役が彼奴ーーーーーライトだけだったって話だよ」
「それじゃ。過去の……アンダーワールドのライト達を救って来たの?」
「おう」
全く、この男は……と思い、バコンと叩く。
「無茶無謀もはだはだしい!!」
「……ごもっとも」
翔夜は言うと、私は笑う。
「あ、そうだ。ミヤビ、コレからちょっとした仕事が在るんだ。手伝ってくれよ」
「仕事?」
「……ライトと新羅の結婚式さ」
翔夜の言葉に、私は唖然とした。






†††




ライトsied

「ダーク、来たぞ」
私服姿の俺と新羅、それと親族を連れてきた俺が言う。
「おー。さて、んじゃま軽く始めるか」
ダークは言うと、何かを呟く。

途端、周りか結婚式場に早変わりした。
「おおう!?」
「ま、神様名物【型式転換】って所よ!序でに服も、型式転換!」
ダークが言うと、俺達の服も、変わる。
「うおっ!」
「わぁ……!」
新羅は綺麗なウェディングドレスに身を包み、俺は新郎服に変わっていた。
親族も既に座っており、その中には在住している異世界人も居る。
「さて、と。簡易的にだけど誓いの言葉だけで良いのか、ライト?」
「まぁ、な」
「それじゃ、俺形式で」
んんっ!と咳払いすると、ダークが言う。
「闇神・ダークネス・ウイングの名の元に、新郎よ、新婦を一生涯愛すことを誓うか」
「勿論、誓うぜ」
俺が言うと、新羅の方を向く。
「闇神・ダークネス・ウイングの名の元に、新婦よ、新郎を一生涯愛すことを誓うか」
「はい、誓います」
すると、タツが現れ、ダークに何かを渡す。
「それでは指輪の交換と誓いのキスを」
と、俺と新羅に、深紅と翡翠の
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