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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
作戦行動開始×CBと実戦部隊での戦闘風景×凱旋風景
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元邪龍は旦那のお陰で神龍になれたのだからな』

そう答えるダハーカと迅だったが、情報通りとなり白鉄で体毛をそぎ落としてから黒魔の連中で《火葬(インシネレート)》で決着が付いたらしいので、俺らは俺らで残党勢力を迅達実戦部隊に向かわせないように小型ドウターを地上部隊のライフルで一斉摘発。飛ぶ奴はIS部隊で葬り去ったので、実質的に勝利となったのだった。亜鐘学園校庭では、大歓声に包まれていた。教室全ての窓が開け放たれて、中にいる生徒達から盛大な拍手が送られる。

CBとの作戦で見事《異端者(メタフィジカル)》を討伐してみせたけど、それ以上にCBの情報網はとても助かっている。『実戦部隊(ストライカーズ)』が凱旋を祝う歓呼と拍手でもあるが、戦闘の一部始終は蒼い翼から映像提供を白騎士機関の職員達が録画をし、リアルタイムで教室にあるモニタや校庭の巨大電光スクリーンに流される仕組みとなっている。学校中の誰もが『実戦部隊(ストライカーズ)』の強さを見て感嘆し、憧れ、中には恋焦がれる者までいた。生徒のほとんどが熱狂し、気に入りの隊員の名を呼び続けるが、特に多いのが特別顧問に就任しCBと連携をするためであるが、最前線で対ドウター戦と対異端者戦の両方と戦える灰村諸葉の名を呼ぶ女生徒の声がとても目立つ。

「愛人でいいから可愛がって、灰村君〜」

そういう黄色い声まで飛び出す始末で、『実戦部隊(ストライカーズ)』は《移ろいの(トランスポータル)》から跳び出すが、肝心の灰村諸葉の姿がないと思ったら上空から魔法陣が展開されて相棒であるドラゴンの上に乗って帰ってきたのだ。本物のドラゴンであり、それに乗ってくるのは何度かあったが相変わらず迫力がある。ダハーカの着地ポイントを『実戦部隊(ストライカーズ)』のメンバーが、空けてくれていたのでそこに着地する。真ん中の頭の上に乗っていた諸葉と沙紀が降りて来たら、熱烈な声援を聞くのだった。

「もう四度目の出撃なのに、雰囲気慣れしているのは何故かしら?」

《移ろいの(トランスポータル)》がある魔法陣の後方にダハーカと俺と沙紀がいたが、わざわざこちらに来た校長先生だった。茶目っ気振りにウインクしていたけど、俺らはこういうのは慣れているので不思議な顔をしていた。大人の貫録で色っぽいが、生憎俺は何千億生きているのでそのような事はスルーする事が出来る。

「そりゃー、何千何万何億年生きていたとされている創造神黒鐵の記憶を持っていますからね。それに戦闘振りも見たと思いますが、ドウターとの戦いを楽しむかのような戦闘風景だったのでは?」

「《異端者(メタフィジカル)》との戦闘はついでという事かしらね。だから戦闘慣れしているし、色々と規格外でイレギュラーなのね」

始めはドウターとの戦いを始めてから、部下達に《異端者(メタフィ
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