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義勇兵
7部分:第七章
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として君臨し世論をミスリードし特権階級を形成していく。戦後民主主義とやらは彼等に牛耳られ意のままになる民主主義なのである。
 河原崎は司令の空耳を受けて本国に戻った。そのうえで彼は本土に迫る爆撃機達と戦うのだった。そしてその本土で終戦を迎えた。
 終戦を迎えた彼はまずは軍を離れて故郷で農業をしていた。しかしである。
 すぐにだ。警察予備隊の話を聞いたのであった。
「空ですか」
「そうだ、空の方に来てくれるか」
 こうかつての上官の一人から声をかけられたのである。
「貴様は最後は少佐で終わったな」
「はい」
「それならそのままでだ。入られるぞ」
「そうなのですか」
 終戦時は大尉だったがその終わった時の一斉昇進で少佐になったのである。

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