21日目 ゆういちはきょうりょくしゃになった
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バニングス達に引き摺られ、やっと帰宅。
疲れた〜っとリビングで一息つこうとしたら、何故かウチのリビングにお隣のファタリテとフェイト、リニスにアルフがいた。
何やねん? 壁の修理の目途が立ったんかい? って思ってると、どうやらそうじゃなさそうな雰囲気で、
ファタリテ「悠一 話がある・・・」
今度はテスタ家の問題に巻き込まれることになる・・・
ーファタリテの冒険の書ー
先日悠一にサーチャーを付けてから、悠一は3日間留守にしていた。
戻ってきたので、3日間何をしてたのかサーチャーの記録映像を見ると、地球とは違う世界に転移していた。
それから悠一は、色んな街や村を巡り、ある青年と話してる場面になって、
『 条件次第なんですが もしかしたら生き返らせる事が出来るかもしれません 』
この言葉に耳を疑ってると、
『 亡骸があれば 可能性があります 』
その後で、悠一はどうやって生き返らすかの手順を青年に説明し、植物に時間操作の魔法を使ってる映像に切り替わる。
時間操作なんてレアスキルは、私達が調べた資料でも今まで使えた人なんていない。
時間を操作出来るって事は、過去・未来を改変出来てしまうから、秘密にされているのかもしれないけどっと考えてると、今度は死者蘇生魔法の話をしだして、私が悠一にした期待が一気に現実味を帯びてくる。
そのまま記録映像を見ていると、お墓から掘り起こした躯に向けて悠一が、
『 サンズ・オブ・タイム! 』
時間操作スキルと思われる魔法を使っていた。
悠一は長い時間躯に魔法を掛け続け、時折飲み物を青年に飲ませてもらってる。
映像を早送りしてみると、躯に肉が付き始め、そのまま早送りをしていると、この躯の元の人なんだろうと思われる男性が復元されいた。
映像を見る限り、元に戻った男性に生気はなく、死んだままで失敗したのかと見てると、
『 ザオリク 』
悠一がまた何か魔法を使うと、死んでたはずの男性がみるみる生気を帯びて行き、ついには生き返っている。
そして、悠一と一緒に居た青年が『父さん』と泣きながら喜び、生き返った男性に抱きついていた。
私はそこで映像を止め、転生させてくれた神に感謝した。
フェイト達が戻って来てから、サーチャーの映像を皆に見せると、フェイトは母さんと姉さんが助かると喜び、リニスは悠一が使うレアスキルの数々が信じれないみたい、アルフは映像の親子に貰い泣きして、感想は三者三様だったけど、私達は悠一に頼ってみようと結論を出した。
ーファタリテ side endー
悠一「何? 壁の補修の目途でもついたの?」
4人揃って神妙な顔をして、
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