第2巻
静乃と日向ぼっこ×実戦部隊出動
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
『今度は冥王シュウ・サウラでの記憶か』
『そうだな。それに最初は聖剣の守護者フラガの次は冥王シュウ・サウラとは、何かが起こる予報なのかもしれんな』
さっきのはまた相棒達と見ていた前世での記憶で、今いる俺達がいるのは現世であり私立亜鐘学園の中庭で居眠りをしていた。前世の記憶と超人的な力を受け継ぐ『輪廻転生者』《救世主》達の学園にいる。芝生にて、日向ぼっこをしていたがついつい寝てしまったようだったが、あの感じはリアルだな〜と思った。最近情事をしていない俺なのか、女の肌が懐かしく感じる。
「あん・・・・」
「ん?この声は静乃か」
俺は見開いた目で見ると、いつの間にか右手が静乃の胸を鷲掴みしていたようだった。
「おはよう、諸葉いえ愛しの君であるあなた」
「おはよう静乃。それとすまない、前世での記憶と同じように掴んでしまったようだ」
俺が起きると目の前には漆原静乃がいたが、それも寄り添いをしていたので沙紀はと探したら静乃の反対側にいたので、納得した。
「もしかしてまた思い出していたのかしら?」
「まあな。それに前世ではこういう行為もしていた事やこういう事も・・・・」
添い寝状態のまま、そのままキスをしていたが沙紀もという感じなり、反対側にいる沙紀にもおはようのキスをしていた。それで添い寝をやめた俺らは座り込んでから、日向ぼっこを中断した。静乃的にはもっと揉んで欲しかったが、ここが学校内であり、不純異性行為として罰則されるのでやめたけどな。
「誰も見てはいないが、校舎の廊下からは丸見えなんだ。それに女子の噂というのは、すぐに全校生徒に流れる」
「私は別に気にしないけど、諸葉がそう言うならまた今度しましょう。今度は学生がいないところで」
そう言いながらも、座りながら俺の腕をしがみ付いてきては、俺の肩に頭を載せていた。俺は全くと思いながらも、この前の大蛇戦から時間は経っている。『実戦部隊』はCBとの連携が出来るような戦術を考えてはそれを実行するような訓練を最近している。最近はドウターと異端者が結託したのか、CBの地上部隊と共に屠る時がよくある。なので、地上部隊との連携が必須となってきた。
「どこに行ったかと思えば、妹に隠れてイチャイチャしてた訳なんだ〜。ふーん『パシイィィィィィン!』いったーい!」
「誰がそう拗ねろと言ったんだ。それも確かに兄妹だと言ったが、静乃の前世では一生の伴侶だったのだから当たり前の答えを言わせるな」
仁王立ちをしていた自称妹だが、すぐに空間からハリセンではたいた俺だった。それに静乃との関係を忘れているような言い草だったので、少し苛ついた俺だった。言い訳はしないが、これは俺との関係を持ったのなら当たり
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ