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ヴォルデモート卿の相棒
組分け帽子
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、歴代でもぶっちぎりで最短記録だったらしい。

(まーそうだろうと思ったが、この速さは予想外だな……)
(まあ無理も無い、なにせ奴自体ハッフルパフに選ばれるために生まれてきたような奴だからな)

その頃、クレスとジークはそのことを冷静に分析していた。


その後組分けはつつがなく終了した。
ちなみにマルフォイ・クラッブ・ゴイルはスリザリン、ハリー、ロン、ネビルはグリフィンドールとなった。


「ようお二人さん、これから七年間よろしくな」

クレスは一緒の寮になれてはしゃいでるハリーとロンに話しかけた。

「あ、クレス。こっこそよろしく!……でも残念だったね……」
「アレクとジークのことか? そんなもん予想通りだ」

ハリーが励ますような言葉にクレスはあっけらかんと答えた。その返答にロンはぽかんとした表情になる。

「予想通りって、どういうこと?」
「そのままの意味だ。俺達三人性格も考え方もてんでバラバラだからよ、ある意味この結果は必然だ。それより俺としては、あの出っ歯と同じ寮になっちまったことがとても悲しい」
「君、相当あの子のこと嫌ってるんだね……まあ僕もだけどね!」
「…やっぱお前とは仲良くやっていけそーだ」

ロンとクレスが硬く握手する様子をハリーは苦笑いで見守る。間接的に二人の友情の生け贄にされたことを、あの少女が知ったらどう思うだろう?

歓迎回はまだまだ続く。
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