番外編:幸福
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る量は把握しているのだろう、材料の量が半端じゃない。
スバル「いい匂い〜」
ティアナ「スバル、涎垂らしたらはしたないよ」
ティッシュを取ってスバルの口元を拭うティアナにリンディとギンガは吹き出した。
ルカはスバル達がリンディと話している間に黙々と料理を作っている。
相変わらず手際がいい。
リンディ「(ルカはいいお父さんになれそうね。良妻賢母ならぬ良夫賢父ってとこかしら)」
こっそり炒め物以外に作られた揚げ物をスバルはこっそり食べようとしたが。
ルカ「スバル、まだ食べてはいけませんよ」
スバル「ふえっ!!?」
ギンガ、ティアナ「「え?」」
驚くスバルとギンガ、ティアナと同じくリンディも驚いた。
ルカ「バレてますよ」
ニッコリと笑いながら料理を続けるルカに一同は引き攣り笑いを浮かべる。
リンディ「(あの時、完全に後ろ向いてたわよね…?)」
ギンガ「ルカ君、気配の読み方が凄くなった…」
大輔と賢達以外でルカが主力メンバーとして戦ってこれた理由が分かった気がしたリンディであった。
こうしてルカが作った昼食を皿に盛ると、食べ始める。
スバルはルカの作った夕食を勢いよくかき込む。
ルカが来るまではなかった光景。
ティアナ「そんなに慌てなくても沢山あるんだから」
スバル「だって、ルカ兄のご飯、お母さんみたいで美味しいんだもん!!」
口のまわりに米粒をいっぱい付けて、スバルは空の茶碗を差し出して言った。
スバル「お代わり!!」
ルカ「はい」
ルカもスバルの茶碗を受け取り、どこか嬉しそうな顔でご飯を山盛りについでいる。
ギンガ「お代わり!!」
ギンガもスバルと同じ顔で同じようにお代わりを要求した。
そっくりな姉妹にティアナとリンディは思わず笑ってしまった。
その様子にまたも同じ顔で同じようにキョトンとしているスバルとギンガ。
ルカもギンガの茶碗にスバルと同じ量のご飯を山盛りについでいる。
リンディ「あなた達が早く大人になってルカのお嫁さんになってくれれば義娘が三人も出来るのよね…」
ティアナ「お、おばさん!!?」
赤面してリンディを見上げるティアナにリンディはニヤニヤと悪戯っ子のような笑みを浮かべる。
ルカ「母さん、ティア達が困っていますからそういうのは止めて下さい」
リンディ「あら?あなた達はルカのお嫁さんになりたくないのかしら?」
スバル「私は大きくなったらルカ兄のお嫁さんになるの!!」
ギンガ「私も!!」
ティアナ「え?」
スバル「ティアもお嫁さんになり
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