エピソード29 〜万丈目去る〜
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動!『カゲトカゲ』と『スクラップ・コング』の効果を無効にし、二枚ドロー!」
『ファイターズ・エイプ』
☆4 ATK1900
『スクラップ・コング』
☆4 ATK2000
瞬く間のうちにモンスターが計四体並び、手札が6枚になる。翔たちは「何が起こったんすか!?」と驚愕している。
「フィールド魔法『森』発動!このフィールドでは獣・昆虫・植物・戦士族モンスターの攻撃力と守備力をそれぞれ200ポイントアップさせる!」
周りを巨大な木々に囲まれ、自分たちのホームグラウンドになったゴリラたちは威勢良くドラミングを行う。
また古風なカードを……。『森』より『クローザー・フォレスト』とかの方がいいような。
『森の狩人 イエローバブーン』
ATK2600→2800
『怒れる類人猿』
ATK2000→2200
『スクラップ・コング』
ATK2000→2200
『ファイターズ・エイプ』
ATK1900→2100
「バトル!『森の狩人 イエローバブーン』でフレイムウィングマンを攻撃!」
「やべっ!
イエローバブーンは大弓を引き絞り、弓を発射。フレイムウィングマンを射貫く。
十代:LP4000→3300
「『ファイターズ・エイプ』で『フレンドック』を攻撃!ウッキィー!」
ゴリラと見間違うほどのゴッツイ猿に飛びかかられ、バラされる。
「『ファイターズ・エイプ』はモンスターを戦闘破壊した時、攻撃力を300ポイントアップさせる。」
「くっ、だけど破壊された『フレンドック』の効果発動!墓地の『融合』とスパークマンを手札に加えるぜ。さらにリバースカードオープン『ヒーロー・シグナル』!デッキから『E・HERO クレイマン』を守備表示で特殊召喚だ!」
粘土でできたHEROが十代の前へと現れ、腕を硬く交差させ、守りを固める。
「まだ攻撃は残ってるっキー!『スクラップ・コング』でクレイマンを、『怒れる類人猿』でダイレクトアタックする!」
「っ!?うわぁぁぁぁ!」
十代:LP3300→1100
スクラップ・コングはいとも簡単にクレイマンの体を砕き、怒れる類人猿のラリアットが十代に炸裂し、後方に大きく吹き飛ばす。
「だ、大丈夫!十代!?」
「イテテ、ヘーキヘーキ。やっぱ強ぇな、SAL!」
手をひらひらと振って無事なのをアピールすると反動をつけて立ち上がる。
「ふん、強いのは当たり前じゃ。何せワシが直に手をつけてやったのだからな。」
『な〜にが、「ワシが直に手をつけた」だ!元のデータは他人のでしょうが!ちょ〜と、あのじじいシバいてやりましょうかね?えぇ?』
隣でお怒りのエアトスが何か起こさないかと不安に思いつつ、人間と猿のデュエルに目を向ける。
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