1部分:第一章
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は間違いないな」
ここでジョーンズが言った。
「あれは八八ミリだ」
「そのタイガーのだな」
「ああ、あれはな」
それだとバージルにも答えるジョーンズだった。
「あれはな」
「それであの戦車はな」
ここでチャーリーとエドワードが二人のところに来た。そうしてチャーリーが言うのだった。
「確かキングタイガーだ」
「キングタイガー?」
「連中の言葉じゃケーニヒスティーゲルだ」
つまり王の虎というわけである。それはタイガーよりも迫力のある名前であった。
「これがその戦車の名前だ」
「キングタイガーかよ」
「また強そうな名前だな」
エドワードはその名前を聞いて述べた。
「それもかなりな」
「それでだけれどな」
「ああ」
「俺達は今孤立している」
チャーリーは真剣な顔で三人に言った。四人は車座に名って座った。そのうえでレーションを食べてそれを食事としているのだった。
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