24自信と三大勢力
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に身を包んで、驚くイッセーとアーシアに挨拶をした。
動揺を隠せないイッセーがゼノヴィアを指差した。
「なっ……なんで、おまえがここに!?」
バッ!
ゼノヴィアが背中から黒い翼――悪魔である証をだした。
ゼノヴィアがふんと鼻息をつきながら言う。
「神がいないと知ったんでね、破れかぶれで悪魔に転生した。リアス・グレモリーから『騎士』の駒をいただいた。で、この学園にも編入させてもらった。今日から高校2年生の同級生でオカルト研究部所属だ。よろしくね、イッセーくん♪」
「……真顔で可愛い声を出すな」
「イリナの真似をしたのだが、うまくいかないものだな」
「 部長、貴重な駒をいいんですか?」
「まあ、デュランダル使いが眷属にいるのは頼もしいわ。これで祐斗とともに剣士の2翼が誕生したわね」
「後悔はしてないのかよ」
イッセーが訪ねる
「神がいない以上、私の人生は破綻したわけだ。だが、元敵の悪魔に降るというのはどうなんだろうか……。いくら相手が魔王の妹だからといって……」
ゼノヴィアは何やらぶつぶつとつぶやきながら頭を抱えだした。しかも、祈ってダメージ受けてる……。
うーん、アーシアも祈ったりしたらダメージくらってたなぁ。元信徒でも2人とも信仰がぬけていないし、生き甲斐だったんだ。どうにかして祈りのダメージだけでもなくす方法はないのかな〜?
イッセーの視線が俺に移る。
「ヤマト! お前知ってたのか?」
「まあな。ゼノと怪我したイリナの面倒みていたのは俺だし。ゼノの住む場所も俺の家だし」
「何で俺たちに教えなかったんだよ。それに、ゼノって」
「ん? 事前に話したら面白みがないだろう? 部室を開けたら意外な美少女が――ってお前が好きなシチュエーションだろ? ゼノがどう呼んでもいいと言ったんでな、それだけだ」
そう言ってゼノヴィアを見ると、ゼノヴィアは大きなため息を吐いた。
「我が師だからな」
「……そ、そうか。ところでイリナは?」
「イリナなら、私のエクスカリバーを合わせた5本を持って本部に帰った。統合したエクスカリバーを破壊してしまったせいか、芯となっている『かけら』の状態で回収した。まあ、芯があれば錬金術で鍛えて再び聖剣にできる」
「エクスカリバーを返していいのか? てか、教会裏切っていいのかよ?」
「いちおうあれは返しておかないとマズい。デュランダルと違い、使い手は他に見繕えるからね。私にはデュランダルがあれば事足りる。あちらへ神の不在を知ったことに関して述べたら、何も言わなくなったよ。私は神の不在を知ったことで異分子になったわけだ。教会は異分子を、異端を酷く嫌う。たとえ、デュランダルの使い手でも捨
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