ターン19 鉄砲水と『D』と冥界の札
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の音が誰もいない町に響き渡った。
が、無論それだけで、ホルスの炎がこちらに到達した。
ダーク・ホルス・ドラゴン 攻3000→清明&エド(直接攻撃)
そのままこちらを襲うであろう戦闘ダメージに備え、とっさに顔の前で腕を組んでガードする。
だが、いつまでたってもこちらの体を吹き飛ばす炎の衝撃が来ない。たっぷり20秒は経ってから恐る恐る前を見てみると、とっくに攻撃をやめてミスターTのフィールドに舞い戻っているホルスが見えた。あ、あれ?
「まったく………幽獄の時計塔に時計カウンターが4つ以上乗っているとき、こちらが受ける戦闘ダメージは0になる。知らずにエターナル・ドレッドを使ったのか、見ている方がひやひやする」
ジトーッとした声音のエド。さぞかし冷たい目でこちらを見てるのだろう。
「コホン。まあでも感謝するよ、おかげでこのターンは生き延びれた」
「確かにな。カードを2枚伏せて、ターンエンドだ」
「僕のターン、ドロー。スタンバイフェイズにデビルガイのエフェクトが切れ、先ほど除外したダブルコストンがお前の場に戻る」
ダブルコストン 攻1700
「魔法カード、デステニー・ドローを発動。手札からD−HEROを捨てることで、カードを2枚引く。僕が捨てるのはこのカード、ダッシュガイだ」
「ならばこの瞬間、ダーク・ホルス・ドラゴンの効果発動!相手がメインフェイズに魔法カードを使用した時、墓地からレベル4の闇属性モンスターを特殊召喚することができる。私はルキウスを選択!」
邪帝家臣ルキウス 守1000
これまでのターンでは墓地にレベル4の闇属性がいなかったため効果を発動できなかったダーク・ホルスも、ルキウスをアドバンス召喚に使用したことでようやく蘇生先を手に入れた。まあ、それもエドがなんとかするだろう。
「それがどうした!カモン、ダイヤモンドガイ!」
全身からクリスタルを生やしたトゲトゲしている戦士。攻撃力はダーク・ホルスやべリアルには遠く及ばないのだが。
D−HERO ダイヤモンドガイ 攻1400
「ダイヤモンドガイのエフェクト発動!デッキトップのカードを確認し、それが通常魔法ならばそのカードを墓地に送ることで次のメインフェイズにコストを踏み倒してその効果を使用できる、ハードネス・アイ!当然通常魔法、終わりの始まり。ルキウスに攻撃したいところだが、べリアルを倒さない限り他のモンスターを攻撃することはできないからな。カードをセットしてターンエンド。これで僕もハンドレスか」
ミスターT&ミスターT LP2000
モンスター:ダーク・ホルス・ドラゴン(攻・闇次元)
闇の侯爵べリアル(攻)
ダブルコストン(攻)
邪帝家臣ルキウス(
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