ターン19 鉄砲水と『D』と冥界の札
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守)
魔法・罠:冥界の宝札
悪夢の拷問部屋
闇次元の開放
2(伏せ)
清明&エド LP4200
モンスター:D−HERO ダイヤモンドガイ(攻)
魔法・罠:2(伏せ)
場:幽獄の時計塔(4)
「私のターン。もう終わらせてもいいでしょう、ダブルコストンをリリースしてアドバンス召喚!我が主の名のもとに、全てを闇に染め上げろ!怨邪帝ガイウス!」
一瞬先ほどと同じガイウスが召喚されたように見えたが、それを指摘しようと思った瞬間その体全体に大量の闇が吸い込まれていった。それを吸収してみるみるうちにその体が膨れ上がり、これまでの割とスマートな体つきから一転して筋骨隆々とした体形になっていく。
怨邪帝ガイウス 攻2800
「怨邪帝ガイウスは闇属性モンスターを利用してアドバンス召喚に成功した時、フィールドのカード2枚を除外して1000ダメージを与え、それが闇属性モンスターだった場合同名モンスターをすべて除外させる効果を持つ。ククク、幽獄の時計塔とメタル・リフレクト・スライムを除外だ!」
もはや闇の球を作り出すようなこともせず、時計塔よりも大きくなったガイウスが腕の一振りで塔を叩き潰し、僕の伏せたスライムカードを同時に踏みつぶそうと一歩を踏み出す。
「やむを得ないな。リバースカード、ダブル・サイクロンをチェーン発動!僕の場に存在する幽獄の時計塔と、お前の闇次元の開放を破壊する!」
「むっ………ダーク・ホルス!だがスライムの除外は確定した、よって1000ダメージは変わらず受けてもらおう」
闇次元の開放は、いわば闇属性かつ除外されたモンスター用のリビングデッドの呼び声だ。つまり、それが破壊されれば呼び出したモンスターも倒れ、モンスターが敗れれば本体も破壊される。攻撃力3000を誇るダーク・ホルスを倒したのはデカいけど、スライムがやられたことでダイヤモンドガイ1体だけではこれからの攻撃をしのぎ切れない。
清明&エド LP4200→3200→2900
「問題ないね。時計カウンターが4つ以上乗った時計塔が破壊された時、そこに囚われていた囚人が解き放たれる!出でよ、D−HERO ドレッドガイ!」
崩壊した時計塔の瓦礫を跳ね飛ばして現れた上半身裸の男。傷だらけの両手両足には重そうな鎖をつけ、顔には鉄のマスクをはめられていて口しか見ることができない。その男は自分が自由の身になったのが信じられない、といった様子でキョロキョロと辺りを見回し、手足を自由に動かせることを確認すると喜びの余り獣のように一声吠えた。
「ドレッドガイは解き放たれた時、墓地のD−HEROを2体まで特殊召喚することができる。ドレッド・ウォール!甦れ、ダッシュガイ!」
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