第1巻
実戦部隊への特別顧問入り
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てとドウターによって勝負に水を差されたが、俺の実力は分かったろうに。皆お疲れさんだ、中に戻れ」
クロウ達は魔法陣と共に、元に戻って行ったので、俺との勝負は勝ちとなった。好きにしろと言われたので、実戦部隊の特別顧問になるという枠に入った。見学席にいた先輩達もお手柔らかにと言われるが、俺は手加減はしないと言ってからアリーナがボロボロになったので、指を鳴らすと元に戻った。まるで時を戻すという事だったが、これからは俺の指揮の元で動けと言ったので、隊長枠ではなく司令官枠としてな。
「凄いよアンタは!」
「ああ。隊長を倒しちまう何てな!」
「これならすぐに実戦に出ても大丈夫デース。去年の三年が卒業した今、即戦力は大歓迎デス」
「光技、闇術、両方使えないからどうなるかと思ったけど、私らのレベルを遥かに超える」
「久々に敗北の気分だったよ。神皇帝」
戦闘中、剣技の必要な局面では俺は素早く動きながら冷静に指示を与えられる頭脳を持ち、魔法では最前線での動きをする。それに神皇帝はドラゴン達を使役していると、最近分かった事だったけど、それがさっき見れたので石動先輩が本気になる相手は俺しかいないそうだ。ま、俺は俺で動くだけであり、それを指導するのだから命令違反をするとどうなるかな。
「では、今日のトレーニングを始めるぞ。ああ、灰村君は見学で構わない。僕らの司令官なのだからね」
石動の言葉で、俺は見ていたが全員で円陣を組み、石動が大声で号令をかけた。
「我ら救世の剣なり!(We are the Saviors)」
「「「民と平和と正義のための一撃なり!(We are the Saviors for our people,our peace and our justice)」」」
続いて全員で唱和していたが、誰もが声を張り上げて、ビシっと気を付けをするがまるで軍人のようで。ま、ソレスタルビーイングも元は国連軍のようなもんだしな。
「それは何かの意味でもあるのか?」
「皆の心を一つにし、崇高な目的のために練磨する心構えを忘れないため、大事な事なのだよ。灰村君は別に覚えなくても構わんさ、既にCB所属なのだから」
まあ全員が鋭い空気となって纏っていたが、俺の覇気や殺気を少し出せばそのオーラは消えて無くなって、顔を青くしていた。スイッチをオンにしたが、流石に俺達の戦闘を見たのだから、隊長である迅じゃなかったら殺されるぐらいだと察したみたいだった。ま、俺らは少数部隊で倒すが、コイツらは《異端者》を倒すための部隊。チームワークを大切なのかもなと思った。
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