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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico11ザンクト・ヒルデ魔法学院〜School tour〜
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デ魔法学院の制服を着たうえで、学院の見学へと向かうことになった。
†††Sideルシリオン⇒イリス†††
さぁ、やって参りました、我らが聖王教会の系列スクールの1つであるザンクト・ヒルデ魔法学院。わたしとはやては、トリシュと同じ女子の制服を着用中。わたし達と同じように登校途中の女子生徒から「ごきげんよう」挨拶されるからこちらも「ごきげんよう」挨拶返し。
そんで、ルシルは残念なことに男子の制服。絶対に女子の制服も似合うと思うのにさ。だけど、「女の子のなのに、どうして男子の制服を?」とか「男装女子。いいですね」とか「元の制服でも見てみたい」とか、ルシルを女子視する子らばっか。聖祥小のみんなは男の子って見分けてたのに。何が違うんだろ。
「ちくしょう。何がダメなんだよ・・・」
「ルシル君、心を強く持つんや」
「ルシル。その長い後ろ髪を切ってはどうだ?」
ガックリ肩を落とすルシルにフォローを入れるはやて、ルシルと同じ銀色に輝く長い後ろ髪を手に取って切る仕草をするアインス(外見からして制服は無理ってことで私服姿)。そしてリインは「わたしは、今の髪で良いと思うです」現状維持推し。
「ありがとう、リイン。でも切ろうかなぁ。これから暑くなってくるし」
「そうなると、ますますパーシヴァルやトリシュにそっくりになるね」
「どちらかと言いますと、私や兄様がルシル様に似ているんですよね。オーディン様の一族、セインテスト家の直系ですし」
トリシュが人差し指を顎に当てて苦笑する。なんて言うか「なんか不思議だよね〜」わたしも苦笑。不思議な繋がりがあるよね、わたし達って。それからどこまでルシルの髪を切るのか話してると、「みなさんが見学の子たちですね。イリス」名前を呼ばれた。というか、この声は・・・
「おはようございます、イリス、トリシュタンさん。それと・・・そちらの4人ははじめましてですね。当学院にて講師を務めております、プラダマンテ・トラバントです」
「みんな、紹介するよ。プラダマンテは、聖王教会騎士団・銀薔薇騎士隊ズィルバーン・ローゼに所属する、剣騎士最強の称号シュベーアトパラディンを得てる騎士で隊長。そして教会シスターでもあるし、フライハイト家に連なる六家の一角、トラバント家の1人。さらにはわたしの剣の師匠なんだ」
イリュリア戦争時、オーディンから返されたというフライハイト家の家宝、オリジナル・“キルシュブリューテ”に宿るシャルロッテ様(精霊って括りらしい。本物はわたしの魂にいらっしゃるから)からは剣技や魔法の術式を教わり、プラダマンテからは精霊シャルロッテ様から精神世界で教わった技術を完成させるための仮想敵として鍛えてもらってた。
「今度はこっちを紹介するね。車椅子に乗ってる子が、八神はやて。んで、
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