暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico11ザンクト・ヒルデ魔法学院〜School tour〜
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「きゃあ!?」
そんでわたしをベッドに押し倒して覆い被さってきた。ルシル君はすぐに「って、はやて!?」わたしに気付くと、慌ててわたしの上から退いた。体を起こしてルシル君と、床に転がされてるシャルちゃんとトリシュちゃんを見る。
すると「この2人はな――・・・」ルシル君が説明してくれた。最初はシャルちゃんが押し掛けて来て、勝手にベッドに入ろうとした。そやからバインドで拘束して放置。次にトリシュちゃんとパーシヴァルさんがやって来た。
「――で、パーシヴァルさんはトリシュだけを置いて部屋を出、トリシュひとり俺のベッドに潜り込んでこようとした。だから拘束して放置した」
「なるほどな〜」
溜息吐いてるルシル君に苦笑。そんでルシル君は「ほら、もう戻るんだ。アインスとリインが心配するぞ」わたしをお姫玉抱っこして車椅子に戻してくれた。わたしは「2人はどないするん?」って訊ねる。
「・・・いや。それぞれの部屋に・・・って、トリシュの部屋がどこにあるか知らないから、シャルの部屋にでも戻すさ」
そう言うたルシル君が大人の姿へと変身して、シャルちゃんとトリシュちゃんを両肩に抱え上げて部屋を出た。わたしも車椅子を押して続くと、「はやて」ルシル君に呼ばれた。そやから「ん?」って振り向く。
「おやすみ。良い夢を」
「っ。・・・うん、おやすみ。その・・・ルシル君も、良い夢を♪」
ルシル君と笑顔で別れたわたしは部屋に戻って、ぐっすり眠ってるリインと、「おかえりなさい、主はやて」起きて待ってくれてたアインスに「ただいま♪」微笑んで、ぬくぬくなベッドに入った。ホンマに良い夢が見れそうや。
†††Sideはやて⇒ルシリオン†††
朝を迎え、俺たちは朝の身支度を整えて食堂へ。大きな長テーブルには既に人数分の朝食が用意されていた。そして「おはようございます、皆様」シュテルンベルク家のメイド長、ディナスが出迎えてくれた。アンナの子孫で、彼女の遺伝子が強いようで浅葱色の髪、灰色の瞳はそのままだ。
「「おはようございますっ!」」
そしてもう2人。1人は、モニカの子孫であるニミュエ・クラウジウス。スタイルは抜群。オレンジ色のウェーブがかった長髪をおさげにし、青い瞳は柔和。もう1人は、ルファの子孫であるヴィヴィアン・オートクレール。金髪はボブカット。少し鋭い紫色の瞳。彼女2人もまた、モニカとルファにそっくりだ。
ヴィヴィアンとニミュエに「おはようございます」と挨拶を返し、引いてもらった椅子に腰かける。そしてディナスに作ってもらった朝食を、はやてたち女子組の話をBGMして美味しく頂いた。
「イリスや八神家は今日、どう過ごす予定なんだい?」
食後の一服をしているそんな中で、パーシヴァルからそんな質問が。もちろん「う〜
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