肝試し
[16/16]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
お母さん!? わ、私はそんなんじゃ……! だ、大体サバタさんは私の悩みや想いを相談したらアドバイスしてくれて、アリサちゃんやすずかちゃんを助けてくれて、ジュエルシードの封印で危ない所を守ってくれて、ぶっきらぼうだけど本当は面倒見が良くて、子供だからと言って難しい事を誤魔化さないでちゃんと話してくれて、まるで頼れるお兄ちゃんみたいな人だから、好きとかその……!」
「あらあらあら、我が娘ながら可愛すぎて微笑ましいわね〜」
「うぅ……お母さんのいじわるぅ」
「ところで……一緒に行ったはずの恭也とユーノ君はどうしたの?」
「ふぇ? ……………あーーーっ!! すっかり忘れてたの!!」
所変わって廃病院。
「ねぇ恭也さん……」
「言うなユーノ、俺もとっくにそんな気はしている」
「はぁ……僕たち、結構大事な場面で省かれた気分だよ……」
「そうだな……色々全部持っていかれた感が拭えない」
『なんでこの人達はまだ帰らないんだろう?』
とりあえず無念が晴れた事で成仏する前に彼らが外に出られるよう導いてあげようと思った病人服の少女であった。
?
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ