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リリなのinボクらの太陽サーガ
会談
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さん、その銀河意思ダークをどうにかする事は出来ないの?」

「不可能だ。ダークは銀河宇宙の意思そのもの、たかが人間の身で到底倒せる相手じゃない」

世紀末世界の行く末に対する残酷な現実に、誰もが沈痛な気持ちになる。そんな中、何かに気付いたユーノが挙手する。

「……サバタさん、宇宙を作り出したって言ってましたけど、それは要するに人類も銀河意思によって生み出された事になりませんか?」

「突き詰めればその通りだ、ユーノ。生命を育んできた太陽も含め、全ての存在は銀河意思の手によって創造されたという事実に収束する」

「ならどうして……自分で生み出したはずの人類をわざわざ滅ぼそうとするの? 皆……頑張って生きてるんだよ? なのに……」

「高町なのは、おまえの感情も理解できるが……ダークに慈悲の心はない。宇宙の存続のため、ダークの行動理念はそれに尽きる」

「……そんなの……変だよ……おかしいよ……」

どうしても納得できない高町なのはは頬に涙を流しながら落ち込んだ。アリサとすずかが彼女を抱き留め、慰める。サバタの世界の未来があまりに絶望的すぎて自分たちが今生きているこの世界がどれだけ恵まれているか、地球の人間も管理局の人間も分け隔てなく噛みしめる。

「……あれ? それだと少し疑問があるんだけど……」

ユーノが更に何かに気付いたように尋ねる。

「どうしてそこまで容赦なく攻撃されているのに人類はまだ滅びていないんですか? もしかしてイモータルに対抗できる術があるんですか?」

「察しがいいな。そう、おれの弟のジャンゴ、父の跡を継いだヴァンパイアハンターであるアイツがイモータルを倒す力を持っている」

「ヴァ、ヴァンパイアハンター!?」

やはりというべきか、月村忍を始めとする月村家の事情を知る者全員が過剰な反応を示した。それも当然で、この世界にも性質は異なるが存在するヴァンパイアハンターとは何度も月村家は戦った経験がある。故にヴァンパイアハンターの弟を持つサバタを同じヴァンパイアハンターではないかと警戒したのだ。

「あの……?」

「放っておけ。それより話を進めるぞ」

「は、はい。とりあえずサバタさんの弟が世紀末世界で戦っているおかげで人類が存続している事はわかりました。でも僕が言うのも何ですが、力があると言っても暗黒物質に侵されたらアンデッドになる危険が…………ん? あれ? ちょっと待ってください」

重要な真実を思い出したユーノは不思議そうにサバタを見つめ、問いただす。

「なぜ暗黒物質を操ってるサバタさんはアンデッドにならないんですか?」

その瞬間、この場にいる全員の視線がサバタを警戒心マックスで見る。今までの話を聞き、サバタは実はイモータルではないかと、そう思ってしま
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