第九十話 それぞれの決意
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首を掴むと持ち上げる。
エリオ「っ!!」
キャロ「お父さん…!!」
こっそりついて来た二人は目を見開く。
まさかこんなことになっているとは…。
エリオ「く、くそ…!!」
キャロ「エ、エリオ君、駄目だよ!!」
エリオ「でも!!」
キャロ「私達この時代の人間じゃないんだよ!!?ただでさえお父さん達と会って歴史が変わっているのかもしれないのに、これ以上関わったら…」
立ち上がり、ヴァンデモンに飛び掛かろうとするエリオをキャロが止める。
これ以上関わったらこの時代の自分達は養父達と会えなくなるかもしれない。
そう思って…。
ヴァンデモン[選ばれし子供がわざわざやってくるということは…やはりストラビモンは選ばれし子供のパートナーデジモンか]
大輔「!?」
ブイモン[何…だと…!?]
ストラビモン[な、何を言っているんだ!!俺はパートナーデジモンなんかじゃない!!]
ヴァンデモン[それは今から分かることだ。言え、13人目は何処にいる?]
大輔「はっ…知っていたとしても誰が教えるか…!!」
ヴァンデモン[いい度胸だ]
ザシュッ!!
紅い閃光が煌めいたかと思うと大輔の左腕が地面に落ちていた。
エリオ「っ!!」
キャロ「お、お父さん…!!」
大輔「が…あああああああああっ!!!!」
あまりの激痛に大輔の絶叫が響き渡る。
ヴァンデモンは大輔を放り投げ、とどめを刺そうとする。
エリオ『父さーーーんっ!!!!』
これに逆上したのは大輔の義息子であるエリオであった。
今までとは違い、ダスクモンと完全な融合進化をして。
ヴァンデモン[!!?]
エリオはダスクモンのブルートエボルツィオンを構えて一目散に養父の救助に向かった。
一時は止めたキャロも限界だったのだろう。
エアをライドラモンにアーマー進化させ、大輔とブイモンの元に。
エリオ『父さんに手を出すなあああああっ!!』
ダスクモン[はああああ!!]
エリオと完全な融合を果たしたことで力も上がったダスクモンの一撃だが、ヴァンデモンの頬に傷をつけただけで終わる。
ヴァンデモン[チッ…]
鬱陶しいと言わんばかりの表情のヴァンデモンだが、次の瞬間目を見開くことに。
ダスクモン[スライドエボリューション!!レーベモン!!]
今までの醜悪な姿から漆黒の獅子の鎧を纏う戦士に変わったことにヴァンデモンは目を見開く。
レーベモン[インテンズィーフ・エントリヒ・メテオール!!!!]
エネルギーを溜め、通常よりも遥かに強烈な破壊力を秘めた闇の光弾を放つ。
その光弾がヴァンデモンに直撃する。
キャロ「やったの…?」
大輔を支えるキャロ
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