暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第九十話 それぞれの決意
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ます?」

コンビニ弁当を食べながら尋ねる。

フレイモン[決まってる。ストラビモンのパートナーに会いに行くんだよ!!]

ルカ「はい。丁度食べ終わったところですし」

空になった幾つものコンビニ弁当を袋に入れる。

ストラビモン[ああ、行こう]

3人はティアナが暮らすマンションのベランダに跳び移った。






























ティアナ「あ、ストラビモン…と誰?」

ティアナは首を傾げるとベランダの窓を開ける。

ストラビモン[ティアナ…]

ティアナ「どうしたの?こんな時間に…」

ストラビモン[話があってな…]

ルカ「あの…」

ティアナ「誰?」

ルカ「僕はルカと言います。君の仲間です」

ティアナ「仲間…?」

フレイモン[こういうの持ってないか?]

フレイモンはルカの腰に着いているD-3を指差す。

ティアナ「持ってるよ。はい」

ティアナはポケットから白と橙色基調のD-3を見せた。
ストラビモンはD-3に触れる。

<ティアナ・ランスターのパートナーデジモンと認識…パートナーデジモンを“ストラビモン”と登録します>

ルカ「(やっぱり…)」

ティアナ「?」

首を傾げるティアナにストラビモンは一歩前に出る。

ストラビモン[俺はずっと、ずっと待っていた。だが、長い時間の経過と共に俺は何時の間にか忘れてしまっていた。だが、今日、全てを思い出した…。俺は…ティアナ、お前をずっと待っていたんだ]

ティアナ「私を…?」

ルカ「ようするに…ストラビモンは君のパートナーデジモン…君の友達ですよ」

ティアナ「友達…」

ルカ「君は選ばれし子供になったんですよ」

ティアナ「選ばれし子供って?」

ルカ「それはですね…」

ルカはデジタルワールドの話を聞かせるため、深呼吸をした。





























ルカ達がデジタルワールドのことで話を弾ませる中、ティアナの兄、ティーダ・ランスターは疲れた身体を引き摺って、帰宅した。

ティーダ「遅くなってしまった…ティアナ…怒ってるだろうな…」

突如現れた吸血鬼という通り魔が現れ、何人もの女性が襲われている。
被害女性の年齢は被害者に共通の20代前半ということが強調され、時空管理局も警戒しているのだが、全く見つからない。
そのため予定より遥かに遅くなってしまった。
中に入ると話し声が聞こえる。

ティーダ「(誰だ?こんな時間に…)」

ティーダは話し声のするリビングの扉を僅かに
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