第九十話 それぞれの決意
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ます?」
コンビニ弁当を食べながら尋ねる。
フレイモン[決まってる。ストラビモンのパートナーに会いに行くんだよ!!]
ルカ「はい。丁度食べ終わったところですし」
空になった幾つものコンビニ弁当を袋に入れる。
ストラビモン[ああ、行こう]
3人はティアナが暮らすマンションのベランダに跳び移った。
ティアナ「あ、ストラビモン…と誰?」
ティアナは首を傾げるとベランダの窓を開ける。
ストラビモン[ティアナ…]
ティアナ「どうしたの?こんな時間に…」
ストラビモン[話があってな…]
ルカ「あの…」
ティアナ「誰?」
ルカ「僕はルカと言います。君の仲間です」
ティアナ「仲間…?」
フレイモン[こういうの持ってないか?]
フレイモンはルカの腰に着いているD-3を指差す。
ティアナ「持ってるよ。はい」
ティアナはポケットから白と橙色基調のD-3を見せた。
ストラビモンはD-3に触れる。
<ティアナ・ランスターのパートナーデジモンと認識…パートナーデジモンを“ストラビモン”と登録します>
ルカ「(やっぱり…)」
ティアナ「?」
首を傾げるティアナにストラビモンは一歩前に出る。
ストラビモン[俺はずっと、ずっと待っていた。だが、長い時間の経過と共に俺は何時の間にか忘れてしまっていた。だが、今日、全てを思い出した…。俺は…ティアナ、お前をずっと待っていたんだ]
ティアナ「私を…?」
ルカ「ようするに…ストラビモンは君のパートナーデジモン…君の友達ですよ」
ティアナ「友達…」
ルカ「君は選ばれし子供になったんですよ」
ティアナ「選ばれし子供って?」
ルカ「それはですね…」
ルカはデジタルワールドの話を聞かせるため、深呼吸をした。
ルカ達がデジタルワールドのことで話を弾ませる中、ティアナの兄、ティーダ・ランスターは疲れた身体を引き摺って、帰宅した。
ティーダ「遅くなってしまった…ティアナ…怒ってるだろうな…」
突如現れた吸血鬼という通り魔が現れ、何人もの女性が襲われている。
被害女性の年齢は被害者に共通の20代前半ということが強調され、時空管理局も警戒しているのだが、全く見つからない。
そのため予定より遥かに遅くなってしまった。
中に入ると話し声が聞こえる。
ティーダ「(誰だ?こんな時間に…)」
ティーダは話し声のするリビングの扉を僅かに
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ