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大統領の日常
本編
第十三話 異世界からの介入?(2)
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下?」
ケーニッツの言葉を手で制し、しゃべり続けた。
「そのアニメの名前は”艦これ”だ」
「・・艦・・・これ・・?・・」
「そうだ。これを見てくれればわかる」
そういって大統領が取り出したのは古いメモリーディスクであった。
メインスクリーンに映像が流れる。
それは艦これの簡単な紹介映像であった。

「・・・・わかったか。彼女たちはこのアニメに出てくる”艦娘”だ」
「・・艦・・・娘・・ですか・・」
「私もしにわかには信じられんがな」
「しかし・・どうしてその・・・艦娘が・・」
「わからん。直接彼女たちから聞けば分かるだろう」
この言葉にケーニッツの表情が変わった」
「それは!!・・」
しかし、言い終わる前に大統領が口を開いた。
「オペレータ、先の命令は撤回せよ。そして代わりに次の事を伝えろ。”彼女たちは敵に非ず、味方であり、攻撃は無用である。全員武装解除して彼女たちを大統領館まで案内せよ。繰り返し言うが手出しは無用である”だ」
「・・・」
オペレータはすぐには命令を実行できなかった。展開が速すぎてついていけなかったのである。
しかし、大統領の言葉で自然と声が出た。
「復唱はどうした!!」
「は、はっ!復唱します!”彼女たちは敵に非ず、味方であり、攻撃は無用である。全員武装解除して彼女たちを大統領館まで案内せよ。繰り返し言うが手出しは無用である”、命令を実行します!」
この間、ケーニッツは無言であった。というより彼も展開についていけていないため、頭がショートしているからだったりする。
「私は大統領館に戻る。ここの指揮はこのまま任せる」
ケーニッツは返事すらできない状況であり、体も固まったままであった。しかし、大統領はそれを気にすることもなく会議室を後にした。

この間ペルシャールは完全な”ガチ”であったが、実は心の中で大発狂しており、中二病を炸裂していただけだったりした。


西暦2115年 10月 14日
ペルシャール・ミースト


俺は今大統領館の大統領室にいる。
そして目の前には数十人の少女が立っていた。

「ヘーイ!提督ぅ!金剛型一番艦、英国生まれの帰国子女〜金剛デース!」
なんか自己紹介タイムに突入したようです。てか英国って何?多分イギリスの事だよね?
てか、イギリスってもうないんですけど?あ、設定ですかそうですか。

「同じく二番艦、恋の戦いも負けません!比叡です!」
恋の戦いって何?三角関係の物理的解決事ですか?どちらかというと男っぽいから女性と男性両方から告白されて泥泥沼沼の恋を解決するための戦いですか?

「同じく三番艦、榛名、全力で参ります!」
他の奴よりはだいぶましな奴が来た。アイドルになったらファンが大量にわきそうだな。

「同じく四番艦、艦隊頭
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