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少年は旅行をするようです
少年は加速するようです Round3
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はりあの武装の使用と滞空にはゲージを消費するらしいが、減った傍から燃やされた

ステージからボーナスが入り100%のまま動いていない。

と、避け続けていると辺り一面燃やされつくしたのか、HPが徐々に減って行く。

・・・あいつを悦ばせるようで癪だが、一気に行くか。


「じゃ、行くぞぉぉあぁぁあちゃちゃちゃちゃちゃ!」
ゴォァアアアアアアアアアアアアアア!
「ははっ、自分から火に突っ込んで行くとは!諦めたんですか!」

「んーな訳あるか!」
バッ

炎の直撃を貰いに行き、そのまま浴び続けるとHPがゴリゴリと恐ろしい速度で減って行く。

僅か10秒で3割程無くなり、残りは5割強。そして、必殺ゲージが80%になった所で叫ぶ!


「行くぞ!≪サモン・フェアリィ≫!!」
キュリィン!
『お呼びですかあるじあっちゃあああああああああああ!!?』
ギュンッ!
「なっ……?」


燃やされていた所に召喚されたオウカはすぐさま飛び立ち、上空から俺を睨む。ごめんね!

レベルを上げまくった為、初期ゲージが80%で済むようになったのだ。・・・ごめんね。

気付くと"ダスク・テイカー"は放射を止め、天然記念物でも見る様にこちらを見ていた。


「………噂に聞いてはいましたが、本当にそんなモノを呼び出すんですね。

でも、弱点も把握済みですよ!」
ゴァアアアアアアアアアアア!
『にょわぁあああああああ!』

「容赦ないこって!≪シールド≫!」

『今ぁ!?もー!』
パァァーー!

オウカの防御力が異常に低い事をサーチ済みだったらしく、今度は火炎放射機を空中に

撃つ。しかしすばしっこいオウカには当たらないので、ギリギリのところで≪シールド≫を

かけると、今まで熱で減っていたHPも減らなくなった。が、ゲージは回復済みだ。


「ウチの子に酷い事すんなよなー。」

「はっ!ならしまっておけばどうですか?」

「そうか?ならしまっておこう。オウカ、かむかむ。」

『うえぇーーん。あっつかったですー!』


出した右手に泣きついて来たオウカの頭を撫でてやり、そのまま右手の甲に座らせ

前に突き出すと、首を捻る"ダスク・テイカー"。


「……で?終わったなら燃えてしまってください!」
ゴォァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
「行くぞ、オウカ。」

『はい、主!』
キィィィィ―――!!

迫る炎を無視し、必殺の前動作(・・・)を行う。オウカが光り出し、徐々にその形を変える。

最終的にそれは真紅の玉となり、強く光る。


「『≪リンク・オブ――"ミカエル"≫!!!』」
カッ――!


真紅の玉が右手
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