第八十九話 渋谷とはなんぞや?
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谷?」
クロアグモン[渋谷とは何だ?]
アグモンX[食べ物?]
ルカ「僕にも分かりません…というか渋谷というのは聞いたこともありませんし…まあ、食べ物でないのは確かですね」
スバル「えっと…パンプモン、データ種、完全体。カボチャの頭を持つヌイグルミのデジモン。悪質なウィルスではなかったので危害を加えることは一切ないが、見た目の姿とは裏腹に強力な攻撃力の持ち主でもある。とぼけた顔を見ても分かる通り、喜怒哀楽の表現にとぼしい所がパペット系デジモンの特徴である。必殺技は巨大なカボチャを空中に出現させて、敵を押し潰す“トリックオアトリート”。完全体なんだ!!凄いね」
パンプモン[おうおう、オイラも有名になったな〜、そうだぜ。オイラはこう見えても完全体なのさ。ふふん。凄いだろ、今ならサインやるよ。]
フレイモン[ぶっ飛ばすぞてめえ]
パンプモン[すみませんでした]
凄い形相で睨まれたパンプモンは即座に平身低頭。
ギンガ「えっと…ゴツモン、データ種。成長期…鉱石データを纏い、強力な防御力を持つ鉱石型のデジモン。やんちゃで陽気な性格で、まるでガキ大将のように世代の低いデジモンを引き連れて、システム内を跳ね回る元気者。少々わがままなところもあり、一旦怒ると火山の噴火の様な激しさで暴れ回り、手がつけられなくなる。必殺技は、超硬度の鉱石を頭頂より射出する“アングリーロック”。何だ、成長期なんだ」
ゴツモン[何だとは何だ!!見ろよこの岩の輝き!!普通のゴツモンじゃこうはいかないぜい]
こつこつ、と自らの頭を叩いてみせるゴツモンだったが、そこら辺に転がってる石と変わらない気がするのはきっと気のせいではないはずである。
フレイモン[ただの石っころにしか見えねえけどな]
ゴツモン[はあ〜、やれやれ…これだから素人はっ!!?]
ゴツモンの身体が宙を舞った。
フレイモンのアッパーカットが決まったのだ。
フレイモン[ぶっ飛ばされたいのか?]
ゴツモン[も、もう。ぶっ飛ばされてます…]
ルカ「で?僕達も仲間を探してるんですが、戦います?今ならタダで戦いを買いますよ?」
ゴツモン[ん〜、別にいいや!んじゃな、るったらー!!]
パンプモン[るったらーじゃねえっつの、ろったらーだ、馬鹿!!]
ゴツモン[あ、そうだった。ろったらー!!]
ルカ「あ、ちょっと!!」
慌てて引き留めようとしたルカの静止を振り切って、あっという間に自称クラナガン系デジモン達は走り去ってしまった。
2体は子供くらいの背丈しかないせいで、夜の人混みに紛れてしまったが最後
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