12日目 ゆういちはのろわれている
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テスタ家との一悶着も終わって、リビングの境界にシートを張って塞ぎ、とりあえず互いの部屋の中が見えない様に計らう。
リビングの会話が筒抜けで聞こえるが、そこはスルーしてあげるのが優しさだよな。
翌日、学校へ登校すると、高町グループが今日月村家で遊ぶだのどうだの言っている。
何故かわからんが俺も誘われたけど、丁重にお断りした所、クラスの男の子達から一斉に睨まれた。
もうあれか? 運高すぎだから不幸の兜でも被っておきゃいいのか? 呪われるけど。
運0になれば・・・どうなるんだろ?
某禁書のウニ頭君バリに『不幸〜だぁ〜!!』に見舞われるのかな?
でもあれって、本人が不幸と思ってても、傍から見りゃ〜うらやまフラグメーカーだよな。
運の定義がまだよくわからんので、放課後にでも変化の杖で大人に化け、宝くじみたいなのとか、DQ世界のスロットとか色々試してみりゃいいか。
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―――
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放課後、早速運テストをする為、変化の杖で適当な成人男性に化けて、駅前でスクラッチをした結果、1等50万が当たりやがりましたよ。
その後も、当たり付き自販機やアイスを買ってみたら見事に当たり、ギャンブル系?にうんのよさは対応しているかもな的結論に至る。
対人などの運は、これからの人生経験で判別するしかないか〜っと帰り道に考えていると、手帳みたいなのが落ちているのに気付いた。
手に取ってみると、
【私立風芽丘学園 3年G組 月村忍】
生徒手帳でした。
交番に届けようにも、ここは住宅街で駅まで戻るのは骨が折れる。
ここに落ちてるって事は、この近所に住んでるのではないかと思い、自宅連絡先か住所が書いてないか見ると、ご丁寧に記載されていたので、届けて上げようと思う。
―――――
―――
―
記載されてる住所にたどり着くと、とにかくデッカイ家でした。
恐る恐るインターホンを鳴らすと、若い女の人の声で、
『はい どちら様でしょうか?』
悠一「あの 月村忍さんの生徒手帳を拾ったんですけど」
『左様ですか 少々お待ちください』
ガチャリとインターホンが切れ、数分経って家から奇麗なお姉さんが出てきた。
悠一「あの〜 これ・・・」
奇麗なお姉さんに生徒手帳を渡すと、
???「拾ってくれてありがとう わざわざ届けてくれてホントありがとね」
悠一「いぇ 近くで拾って住所書かれてたので」
いい事をすると、本当に気分いいな。
奇麗なお姉さんに会えたしラッキー。d(≧ω≦)b
これもうんのよさの影響なのかな? と考えていると、
???「お礼とまではいかないけど お茶でもどう?」
奇麗なお姉さんのお誘いを断れな
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