13正体を明かすとき
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る?」
サーゼクスが俺に聞いてくる
「聞かなくてもわかっていると思いますがあえてリアス・グレモリー様をいただきます」
「貴様ァァアアァァ」
ライザーが全身から炎を噴出させながら叫んだ。
そんなライザーに向って俺は拳を突き出す!
「ライザー。リアス・グレモリー様が欲しければ俺を、聖獣フェニックスを倒せ!」
戸惑う親族勢にサーゼクスは微笑むと、両手を広げて会場全体に響く声音でつぶやいた。
「皆さんも見たくはありませんか? 聖と魔のフェニックスの戦いを……! わたしはすごく見たいと思っています」
サーゼクスの言葉に会場の視線が俺とライザーに集まる。
「いいでしょう! このライザー、身を固める前の最後の炎をお見せしましょう!」
やっと手に入れた女を横取りされかけて、頭に血が上っているライザーは二つ返事で了承した。
「能力に頼ってるフェニックスごときが! 俺が貴様を倒してリアス・グレモリー様を奪い返してやる!」
「きっ、き、さ、まぁあああああああああああああああ!!」
あれっ? 挑発しすぎたかな?
戦闘会場に付き試合が始まると最初から全力全開、青筋全開で一直線にライザーが飛びかかってきた。
一気に距離をつめたライザーが、炎を纏わせた左拳で殴りかかってきた。
ブンッ!
冷静に見切り、腰を屈めて避け、さらに追撃するように放ってきた右拳と、左足を同様に見切って避けて、間合いを取る。
「魔のフェニックスは能力に溺れたか」
攻撃を全てかわされたライザーは、本気で俺を強敵とみなした様子で、さらに炎を体に纏わせ、魔力の密度を高め始めたが。
「悪いが貴様のような三流フェニックスに時間をかけたくない。一撃で終わらせる!」
「ま、待て! わ、わかっているのか! この婚約は悪魔の未来のために必要で大事なものなんだぞ!? それにフェニックス家とグレモリー家を敵にまわす気か!?」
俺は目の前のライザーだけではなく、会場の、冥界全土にいる悪魔へ向かって宣言する。
「悪魔の未来?ならその未来は俺が背負う、もし冥界全土が敵になろうと俺はリアス様が望まない結婚をさせるつもりなどない!! そして眷属悪魔としても、男としても、リアス様を泣かせたお前などに、渡すつもりはない!!」
俺はライザーに一瞬で近づき俺の得意技を使い拳を腹に命中させた
『不死七聖拳』
七聖拳は名のごとく聖獣フェニックス特有の黄金の炎をまとった拳を七回打ち込むものである。悪魔の弱点である、光の力が混じっているので悪魔には大ダメージになる。悪魔になった所為か使用時にかなり負担がかかる
ライザーは完全に気絶しており俺の勝ちが決まった。
俺は
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