4部分:第四章
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ゃあ」
「進ませろ」
あらためてパットンを進ませるよう指示を出した。
「いいな」
「了解です」
こうしてパットンは先に進められた。そのままT−34の軍団に向かう。パットンの軍団とT−34の軍団がここでいよいよ砲火を交えることになった。
最初に火を噴いたのはT−34だった。ドイツ軍を恐れさせたその八五ミリ砲が火を噴く。
それは一直線に向かいパットンを貫きそのまま炎上させる。筈だった。
だがその砲撃は見事に弾かれてしまった。パットンの装甲を貫くには至らなかったのだ。
「防ぎましたね」
「ああ」
指揮官達はパットンがT−34の砲撃を退けたのを見てまずは安堵した。
「あの強烈な砲撃を」
「まずは防いだ」
「次はこちらの番ですが」
「九十ミリだ」
パットンに搭載されている砲のサイズである。
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