暁 〜小説投稿サイト〜
パットン
4部分:第四章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ゃあ」
「進ませろ」
 あらためてパットンを進ませるよう指示を出した。
「いいな」
「了解です」
 こうしてパットンは先に進められた。そのままT−34の軍団に向かう。パットンの軍団とT−34の軍団がここでいよいよ砲火を交えることになった。
 最初に火を噴いたのはT−34だった。ドイツ軍を恐れさせたその八五ミリ砲が火を噴く。
 それは一直線に向かいパットンを貫きそのまま炎上させる。筈だった。
 だがその砲撃は見事に弾かれてしまった。パットンの装甲を貫くには至らなかったのだ。
「防ぎましたね」
「ああ」
 指揮官達はパットンがT−34の砲撃を退けたのを見てまずは安堵した。
「あの強烈な砲撃を」
「まずは防いだ」
「次はこちらの番ですが」
「九十ミリだ」
 パットンに搭載されている砲のサイズである。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ