第1巻
サツキの過去×雑魚との力比べ
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みに誇りや強さを持っていたから、でも漆原だけは羨ましいと感じた。もう一つの前世では一生の伴侶だと聞いた」
「まあなー。でも現世ではまだそういう感じではないから、サツキがいいなら俺はお前の恋仲になってもいいんだぜ?まあライバルが多いかもしれないが、自分に誇りを持って自分をアピールしてみろ。さて、放課後になったらアイツと戦うがサツキはもちろん観戦してくれるよな」
「ええ。あの屑に《救世主》とは何なのかを教えて欲しいわ、私は今回一緒には戦えないけど、・・・・あっ」
そう言ってから、俺はサツキの頭を撫でていた。それも座りながらだったが。今は俺とサツキは友人という枠に納まっているが、いつか俺の背中を護れるように強くなってほしいと俺はそう思った。そしたら沙紀から通信があるとの事だったので、サツキから離れてからアリーナーの外に出た。
「こちら亜鐘学園の灰村だ」
『流石隊長ですね、見事サツキさんの心を溶かしたようで』
「お前こそサツキの傍に居てくれた事を感謝しているが、何用だ?」
『率直に伝えますとドウターゲートの反応有りとの事で、月中基地支部にいるフェルトさんからの情報です。私も放課後になったらそちらに行きます』
「ドウターゲートとは、面倒な事になりそうだな。俺の力が知れそうだ、フェルトには情報提供感謝すると言っといて『聞こえてますよ一真さん』フェルトか、言う手間が省けたな。一応聞くが大きさは?『小型ゲートの模様です〜』今度はミレイナか、そちらでは暇そうだな」
通信機を付けながらアリーナへ戻るが、俺の通信機は異空間だろうと繋がるのでサツキがいる見学席まで戻った。放課後の俺らの戦いに桜花が来るぞと言ったらとても驚いていた。で、放課後になったので、第一武道館の中央には俺と石動と腰巾着二人がいた。これから戦いが始まるという事で、『放課後特別実習』という名目で有り、俺が提案した事だった。見学席にはチラホラと人の姿もあり、教師陣が勢揃いして、アリーナを囲んでいた。
「桜花さんお久しぶりです!」
「その調子だと元気そうねサツキさん。それより大事になってますね」
見学席の下を貫くアリーナ直結通路の中で、サツキと桜花と沙紀が揃っていた。
「入学して三日で、もう七門を開いた生徒が二人『正しくは一人ですよ。諸葉様は別の力に目覚めたのですから』そうね、でもそう言う力を持っている事自体が、学園始まって以来だし、それが戦うというのだから、先生方の強い関心を惹いているのだわ」
「諸葉様はアイツの根性を叩き直すためなのですが、この人数には驚きですね」
そう言っていたが、俺の目の前にいた男は屑や下種と変わらない、倒しようがない奴だがその根性を叩きのめすために提案した事だ。容姿は相変わらず黒の戦闘服だが
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