ウエスターこそ裏切り者
武器提供キュアスティック
第8話 シフォン大ピンチ!ピーチの新しい武器!!
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ラビリンス首都ピョンピョン総統官邸内謁見の間
あれから6日後、ウェスターは、拘留期限を迎え略式起訴及び在宅起訴によって釈放された。
「全く。能無しのウェスターめ、こんな奴が怪物を繰り出せる能力を身に付けてしまったのが、そもそもぼ間違いだ。」
「メビウス様、あの男は頭ではなく体で覚えるらしいのです。」
「そうか、技能熟練って奴か。あいつらしい体得方法だな。」
総統官邸内控え室
「ウェスターよ、他国へ戦闘を行う場合、全てメビウス様の許可を得なければならないぞ。軍のトップ、国防大臣(最高幹部の1人)の一存でも決められないぞ。だから、イースがプンプンカンカンに怒るのは、当然のこと。」
「すいません。サウラー中将。」
「これから、外国へ戦闘を行う場合必ず、メビウス様に申し出ろ。」
「ハイ、中将。ところで、強力なカードを持っていませんか?」
「カードか、良いだろう。まず、メビウス様に戦闘任務遂行の許可申請手続きをしろ。終わったら、カードを渡してあげよう。」
「ハイ、中将。」
スウィーツ王国首都アラモード内ナノ研究所
「なあ、ショコラよ。ラビリンスの軍人イース中将に助太刀されるのは本当に情けないぞ。あのハープを取り出して攻撃する様は24年前、拉致された我が国の民たちの仕業に過ぎない。」
「分かっております。大分前から、プリキュア隊専用の新武器『キュアスティック』の開発を行っております。」
「で、開発状況は。」
「キュアピーチ母娘用で99%、キュアパイン母娘用で50%、キュアベリー母娘用で25%です。」
「どうやら、キュアピーチ母娘用が完成まじかじゃの。名前は決まっておるのか。」
「ピーチロッドです。」
「そうか。」
ラビリンス総統官邸内謁見の間
ウェスターが入って来た。
「来たか。」
ウェスターは、申請書を親衛隊に渡した。
「どれどれ。日本国へ怪物兵器を用いての戦闘希望。」
「そうで〜す。」
「何と言う言葉遣いじゃ。」
「まあいい。やる気があるのだから、ここは出動命令出そう。行くが良い。」
「ありがとう。」
ウェスターは謁見の間から去った。
スウィーツ王国ナノ研究所
「ハープか。」
「ハープはイース自身、プリキュア隊潜入で成り済ます目的で独自に考えた武器だろ。携帯電話
からファイルを呼び出してディスプレイから出て来る様は、我が国の技術しかできない。」
「やっぱり、24年前に拉致された我が国の技術者の仕業じゃの。」
「彼らが一連の行いをやめさせなければ、まだまだメビウスの野望が続く。」
「そうじゃな。」
すると、1人の研究員が所長室へ入って来た。
「所長、長老も。只今、ピーチロッドが完
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