暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ウエスターこそ裏切り者
武器提供キュアスティック
第8話 シフォン大ピンチ!ピーチの新しい武器!!
[1/15]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
 ラビリンス首都ピョンピョン総統官邸内謁見の間

 あれから6日後、ウェスターは、拘留期限を迎え略式起訴及び在宅起訴によって釈放された。

 「全く。能無しのウェスターめ、こんな奴が怪物を繰り出せる能力を身に付けてしまったのが、そもそもぼ間違いだ。」
 「メビウス様、あの男は頭ではなく体で覚えるらしいのです。」
 「そうか、技能熟練って奴か。あいつらしい体得方法だな。」

 総統官邸内控え室

 「ウェスターよ、他国へ戦闘を行う場合、全てメビウス様の許可を得なければならないぞ。軍のトップ、国防大臣(最高幹部の1人)の一存でも決められないぞ。だから、イースがプンプンカンカンに怒るのは、当然のこと。」
 「すいません。サウラー中将。」
 「これから、外国へ戦闘を行う場合必ず、メビウス様に申し出ろ。」
 「ハイ、中将。ところで、強力なカードを持っていませんか?」
 「カードか、良いだろう。まず、メビウス様に戦闘任務遂行の許可申請手続きをしろ。終わったら、カードを渡してあげよう。」
 「ハイ、中将。」

 スウィーツ王国首都アラモード内ナノ研究所

 「なあ、ショコラよ。ラビリンスの軍人イース中将に助太刀されるのは本当に情けないぞ。あのハープを取り出して攻撃する様は24年前、拉致された我が国の民たちの仕業に過ぎない。」
 「分かっております。大分前から、プリキュア隊専用の新武器『キュアスティック』の開発を行っております。」
 「で、開発状況は。」
 「キュアピーチ母娘用で99%、キュアパイン母娘用で50%、キュアベリー母娘用で25%です。」
 「どうやら、キュアピーチ母娘用が完成まじかじゃの。名前は決まっておるのか。」
 「ピーチロッドです。」
 「そうか。」

 ラビリンス総統官邸内謁見の間

 ウェスターが入って来た。
 「来たか。」
 ウェスターは、申請書を親衛隊に渡した。
 「どれどれ。日本国へ怪物兵器を用いての戦闘希望。」
 「そうで〜す。」
 「何と言う言葉遣いじゃ。」
 「まあいい。やる気があるのだから、ここは出動命令出そう。行くが良い。」
 「ありがとう。」
 ウェスターは謁見の間から去った。

 スウィーツ王国ナノ研究所

 「ハープか。」
 「ハープはイース自身、プリキュア隊潜入で成り済ます目的で独自に考えた武器だろ。携帯電話
からファイルを呼び出してディスプレイから出て来る様は、我が国の技術しかできない。」
 「やっぱり、24年前に拉致された我が国の技術者の仕業じゃの。」
 「彼らが一連の行いをやめさせなければ、まだまだメビウスの野望が続く。」
 「そうじゃな。」
 すると、1人の研究員が所長室へ入って来た。
 「所長、長老も。只今、ピーチロッドが完
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ