The first season 〜人と獣〜
第一章 【獣の勇者】
第一狩 《出会い》
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襲いかかった。しかし花煽はその腕の下を見事に前転して白兎獣の後方にかわし、ついでに一太刀いれた。白兎獣が後ろを振り替える。すると花煽は段差から飛びだし、空中で回転斬りをしながら白兎獣に斬りかかる。
「うらぁっっ!!!」
‘ズザザザザザン!!!!!!’
花煽の気合いの声と斬りつける音が同時に周囲に響いた。白兎獣は上からの激しい猛攻に耐えきれず地面にひれ伏す。
花煽はそこを逃さずすかさず馬乗りになり、そしてしがみついた。普通のハンターはここからハンターナイフを取りだし刺しまくるのだが、花煽はそのまま紅蓮爆炎刃でつきはじめた。花煽は足のもの凄い力で白兎獣を挟んでいるため落ちる事はない。ある程度刺しまくると白兎獣は、倒れこんだ。そして動かなくなった。
(あれ?こんなに白兎獣って弱かったっけ?)
花煽は少し違和感を覚えた。しかし......
「......俺が強くなっただけかな。」
花煽は帰ろうとする。しかしやはり気にかかる。
(.....なんだこの感じ、何かひっかk)
ズダン!!!!!!!
「んなっ!?」
花煽は左から来た圧力に吹き飛ばされた。
ズザザザザザァァァ!!!
花煽は数メートル吹き飛ばされたが、すぐに体制を整え何とか踏みとどまる。そして花煽は自分が吹き飛ばされたほうを見る。すると....
「.......こりゃまいったね.......」
そこには何と“恐暴竜”が涎をたらしながらこちらをみている。おそらくさっきの白兎獣はこいつに襲われていたのだろう。さて、花煽は迷った。1,Let's 逃走中 2,Let's バトル 3,諦めてこんがり肉喰う........
「.......ま、3はないわな。」
というところで花煽は再び双剣を背中から引き抜く。
「2で!!ファイナルアンサーァァァァァァ!!!!!!!!」
そういって花煽は走り出す。それと同時に恐暴竜は雄叫びを上げる。
「うるせぇよ....」
どっかで聞いたことあるセリフを口に出しながら、花煽はまず足に攻撃をしかけようとする。しかし、花煽が放った斬撃はかすりはしたものも、かわされてしまう。
「さすがにそう簡単には行かないよな.....それじゃ!!!!!」
花煽は一回距離をとり、剣を直し恐暴竜のいるほうとは逆に走り出す。恐暴竜はそれを追いかける。花煽はとにかく走った。恐暴竜は周りの氷の塔を壊したり、地形破壊しながらおってくる。
その間はどんどん縮まっていく。そして花煽の進む先は行き止まり。ついに花煽が恐暴竜の魔の手に触れようとしたそのとき
「いまだ!!!」
花煽は壁ギリギリで急カーブした。恐暴竜はそれに反応しきれずにそのまま壁に激突した。
“グゥルアァァァ
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