暁 〜小説投稿サイト〜
光明の魔導師〜眩き妖精の物語〜
六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
旅路は山あり谷あり闇ギルドあり?
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「それだけじゃないわ。体力回復にキズを塞ぐことも痛み止めもできるのよ。」



と、シャルルが補足する。



「あの、私のアイデンティティーは…」



横のおっさんが脂汗を流すが見ないことにした。うん、見たくねえ。



「治療の魔法って、ロストマジックじゃなくって?」



「天空の巫女ってのになんか関係があるの?」




ケバい女と金髪の女が言う。



「ああ、あいつは天空の滅竜魔導士。天竜のウェンディだ。」




俺の放った言葉にみんなが驚く。



「ドラゴンズレイヤー!?」



「詳しい話はあと!今私たちに必要なのはウェンディよ!」



「と、なると」




「やることは一つ!」



「ウェンディを助けるんだ。」



「エルザのためにも!」




「ハッピーためにもね。」




「行くぞ!!」




「オオッ!!!!」




全員の気合とともに、ウェンディ奪還作戦が始まった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「ちょっと!ちょいまち!」



俺はみんなを一回止める。




「ここに来る前、六魔将軍の傘下の闇ギルドと二回もぶつかった。奴らの傘下のギルドはほぼこちらに来てると見ていい。」




奴らにとってもニルヴァーナとやらは重要らしいからな。




「じゃあどうするのよ?」




「班を4つに分けよう。一つの班はエルザのとこで待機、残り3つの班でウェンディを探すんだ。」



「ならば早くせねばなるまい。」



と、ハゲのおっさん。うおっまぶしっ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



結局班分けはこうなった。

エルザのところへ残る班


金髪女改めルーシィ、ホスト一号改めヒビキ



班その1



桜髪改めナツ、半裸改めグレイ、そしてシャルルと俺。



班その2


キモいおっさん改めキモいおっさん。あ、一夜か。そしてホスト二号のイヴと三号のレン。



班その3



ハゲ男改めジュラ、糸目のリオンにスイーツ女のシェリー。


メンバー全員の名前も覚えたし、大丈夫かな。うむ、実に覚えやすい。



「よし、行くぞぉ!!」



と、ナツ。先にダッシュしていってしまった。



「待てこら!」



グレイも行ってしまった。無駄にはええなあんたら。



「よしシャルル、俺の肩にでも掴まってろ。」



そうして
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